【Daily Choppy !】第561回:加虐性を自覚せよ

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こんにちは。料理好き、チョッピーです。

今回の記事について

加虐性を自覚せよ
加虐性を自覚せよ

今回はチョッピーが料理を通じて感じた自らの加虐性に関するお話です。

チョッピー
チョッピー

注意! 今回の記事にはイワシをさばく動画が埋め込まれています。苦手な方は気を付けてください。

イワシの竜田揚げ作った

僕、普段使いのスーパーとして頻繁に業務スーパーに行きます。で、僕がよく利用している業務スーパーって何故かわからないのですが魚介類の品揃え・鮮度がとても良いんです。

チョッピー
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どのくらい鮮度がいいのかと言うとカニとかエビとか貝とかは普通に生きてる状態で売られています。もちろん時間帯によっては死んでる時もありますが。業務スーパーって他の店舗でも魚介類の品揃え・鮮度がいいんでしょうか?

しかも値段もとても安い。なので本来であれば賢い消費者である僕(?)は業務スーパーで魚介類をガンガン買っていきそうなモノなのですが…実はあんまり買っていません。

何故か? 答えはシンプル。魚をさばくのが大変すぎるからです。

チョッピー
チョッピー

チョッピーは料理好きではありますが生来、不器用。それは「Daily Choppy !」内のミニ企画「CHOPPY’Sキッチン」の記事を読んで頂ければすぐにわかると思います。

そんなわけで普段の僕は業務スーパーで魚介をほとんど買いません。買うのはさばく必要のないアラとか貝類とか…。

ところが! 先日、何を血迷ったのか大量のマイワシを買ってしまいました。あまりに大量で激安(14匹くらい入ってて290円)だったから…。マイワシはそんなに大きな魚でもないので、なんとかなるかな…と思って…。

結果、かなり苦労しましたが最終的には満足のいく仕上がりとなりました。

イワシの竜田揚げ
イワシの竜田揚げ

美味しそう! 実際、身がフワフワで美味しかったです。

イワシの手開き、本当に面白い

イワシには「包丁でさばく方法」と「手でさばく方法」の2種類があります。

包丁でさばく場合

手でさばく場合

チョッピー
チョッピー

動画に加えて写真と文章でイワシのさばき方を知りたい方は「こちらのページ」をどうぞ。

僕は今回「手でさばく方法(手開き)」を採用しました。包丁でさばくよりも更にお手軽なように思えたからです。ただ、やはり実際にやってみると見た目ほど簡単ではなく、最初の2匹くらいは盛大に失敗してしまいました。(中骨に大量の身がついた形で取り外してしまった)

でも、3匹目くらいからは(僕的には)上手にさばけるようになってきました。しかも、手でさばくの楽しいんですよねー。

加虐性あるよね

イワシの手開きってなんとも言えない楽しさがあります。なんというか「生き物を調理している!」っていう感じが強いのです。全てを自分の手で行うからだと思うのですが。

頭を折るのも楽しいですし、内臓を手で掻き出すのも、そのまま指で腹を破るのも、中骨から身を指ではがすのも、そのまま中骨を取りはずのも楽しいです。感触がいいんですよ。

各工程ごとに本当に「頭を折ってるなぁ~」とか「内臓を掻き出してるなぁ~」とか「指で腹を破ってるなぁ~」とか「中骨から身を指ではがしてるなぁ~」とか「中骨を取り外してるなぁ~」という気持ちになります。

チョッピー
チョッピー

バカみたいな感想

うーん、でも、本当にそうなんですよ。ちょっと普通の料理とは違う興奮が味わえます。…やっぱり血と臓器がストレートに感じられるのが良くも悪くも心に訴えてくるんでしょうね。

ストレートに言ってしまうと加虐性が満たされる楽しさがある気がするんですよ。

悪感情の存在を受け入れて制御すべきだよね

加虐性は社会生活を送る上では基本的には不要なモノだと思います。僕の様に「死んだ魚に対して加虐性を感じる」程度であれば特に問題は起こりませんが、それが人間に向かうと基本的には権利の侵害であり犯罪行為となります。

チョッピー
チョッピー

両者間で同意がある場合は一概に「権利の侵害であり犯罪」とは言えないケースもありますが。

なので、ついつい「僕はそういう悪い性質は持っていない聖人ですよ」と思いたくなってしまうのですが、まぁ、実際にはそういう聖人ってあんまりいないと思うんですよね。

加虐性に限らず人間ってそういうモノだと思います。僕もあなたも程度の差こそあれ、社会的によろしくないとされている性質も孕んでいるハズです。

たとえば「七つの大罪」として有名な欲望や感情。

  • 傲慢
  • 強欲
  • 嫉妬
  • 憤怒
  • 色欲
  • 暴食
  • 怠惰

僕、こんなの全部、兼ね備えてますからね。

こういう感情や特性を「無いモノ」として扱うと、どこかで歪みが生じる気がします。それを防ぐためには自分が「そういう良くないとされている特性も孕んだ存在である」事を認識し、それらを上手にマネジメントしていくのが大切なんじゃないかなー…。

イワシの竜田揚げを食べながら、そんなことを思いました。

本日の締め

今回は僕が料理を通じて感じた自らの加虐性に関するお話を書いてみました。

加虐性とかはさておき、イワシの手開き、確かに慣れると簡単です。他の魚も、もしかするとやってみると意外と簡単にさばけるのかもしれません。せっかく鮮度の良い魚介類が安く売られているスーパーが近くにあるので、今後はもう少し積極的に魚介類も買ってみたいと思います。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

ブリとか自宅でさばけるといいですよね…。美味しいから…。

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