こんにちは。基本的に評価されない男、チョッピーです。
今回の記事について
今回は以前の『Daily Choppy !』(第580回)↓でご紹介した「ビジネスアイデアピッチコンテスト in 豊能地域」の選考結果のご報告を行います!
ビジネスアイデアピッチコンテスト in 豊能地域 落選!
はい、最初に結果をお伝えしますと見出しに書いている通り「落選」でした。
「ビジネスアイデアピッチコンテスト in 豊能地域」ってなぁに?
豊能地域活性化推進協議会(事務局:豊中商工会議所)主催のビジネスプランコンテストです。公式サイトはこちら↓。
こちらのビジネスプランコンテスト、応募形式は「5分以内の動画によるプレゼンテーション」でした。応募条件は色々ありましたが『ふらとぴ』はそれらを全て満たしていました。というわけで動画を作って応募しました。実際の応募動画はこちら↓
結果
結果は上にも書いた通り「落選」です。応募してから10日後の2月22日にメールで連絡が届きました。
せっかく『ふらとぴ』のマスコットキャラクター「猫のイジーン」が喜ぶ「猫の日」だったのにね。
そうですね。残念。メールで届いた内容によると選考結果の詳細は以下の通り。
総勢17件のご応募をいただき、現姓(原文ママ)なる審査の結果、ご応募頂きました事業計画につきましては、残念ながら面接審査の対象にはなりませんでしたのでご連絡いたします。
豊能地域活性化推進協議会事務局のメールより引用
こちらのビジネスプランコンテストは1次選考として「動画選考」があり、2次選考に「面接審査」という流れ。『ふらとぴ』は「動画選考」にて落選。
17件しか応募がないのに2次選考にも進めないのは相当な低評価だね
そうですね。残念。選考委員からは以下のコメントがあったそうです。
- プレゼンターの顔が終始見えているので安心感と訴求力があり良いと思いました。
- 独自性と強みについて詳細を教えて頂ければ幸いです。広告モデルかECモデルか、詳細の事業モデルも教えて頂ければ幸いです。
せっかくコメントを共有して頂けたのでメールでそれぞれ以下の返信をしておきました。
「1」への返信
ありがとうございます。ゲーム実況動画等を参考にしています。
チョッピーの返信メールより引用
面白みのない回答ですが、ほかに言う事もないので…。ていうか他の応募者は顔は出していないのでしょうか? せっかく動画なのに? うーん…。ほかに褒める点がなかったのかもしれないですね。だったら悲しいところ。
「2」への返信
【独自性に関して】
ビジネスモデル自体です。
授産製品のECサイトや、コンテンツマーケティングだけのサイトであれば他にもあるのですが「授産製品のECサイトを紹介するコンテンツマーケティング」というビジネスモデルは世の中にあまりありません。(フクシとキナリ(https://www.fukushi-to-kinari.jp/)というサイトが僕達のビジネスに一番近いです)
また、これはたまたまですが結果的に「障害福祉業を取り扱いつつも極めてエンタメ色の強いサイト」になっている点も独自性は強いのではないかと思います。
あとは『ふらとぴ』は障害福祉業をサポートするビジネスなのですが「地域密着を志向していない」という点も独自性があるかもしれません。(日本中の障害福祉施設を対象としています)
【強みについて】
実際に福祉業に就いているクリエイターがいる点でしょうか。彼は社会福祉士の資格も持っています。この方↓です。
横道それ夫
https://www.flatpeer.com/tags/yokomichi-soreoまたイラストが描けるクリエイターもいます。
こむぎ
https://www.flatpeer.com/tags/komugi多くのアクセスを集めた企画(「田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」」)もありますのでサイトとしてはそれが強みと言える可能性もあります。
田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」
https://www.flatpeer.com/contents/series/htnk-and-choppy-talkingただ、これに関しては僕達の実力と言うよりも企画に協力してくれた田中泰延さんの力が大きいので僕達の強みとは言えないかもしれません。
あとは大阪大学大学院経済学研究科 准教授の中川先生にお誘い頂いて氏のYouTubeに出演した事もあります。
【Daily Choppy !】第506回:大阪大学大学院経済学研究科 准教授の中川先生のYouTubeに出演しました
https://www.flatpeer.com/contents/series/daily-choppy/20201201-2.html強みとして思い付く点はこのくらいです。
【広告モデルかECモデルか】
どちらかと言えば広告モデルです。
とはいえ「Google AdSense」や「アフェリエイト」は収益の柱とはみなしていません。(「Google AdSense」は導入していますがサイトの賑やかしという扱いです。アフェリエイトは導入していません。)
基本的には「本サイトの活動に協賛いただける一般企業」からの協賛金という形で広告費を稼ぎたいと思っています。
また、ECモデルではありません。
弊社で紹介している授産製品は各障害福祉施設が販売しているモノであり、弊社は販売には商流・物流の両面からノータッチです。(ECサイトの導入は請け負っています)
なお、動画内で紹介させて頂いたビジネスモデルの概要図は以下のページに掲載しています。
事業案内
https://www.flatpeer.com/egene/businessこちらをご確認の上、なにかご質問がありましたらご回答させて頂きます。ご連絡ください。
チョッピーの返信メールより引用
ビジネスプランコンテストって「独自性」とか「強み」とかを必ず訊かれるんですけど、正直、あんまり意味のある質問だとは思えないんですよね…。独自性の有無がビジネスの成功可能性に影響するとはあまり思えませんし、創業間もないベンチャー企業にアピールできるような「強み」なんてあるわけないじゃないですか…。むしろ「強み」があるんだったらビジネスプランコンテストなんかに応募しないっていう…。とはいえ、こういうコンテストとか投資判断においてはわかりやすい評価基準としての「独自性」とか「強み」が必要なんでしょうけどね…。それはわかるんですけど、やっぱりあんまり意味のある質問だとは思えないです。まぁ、僕個人の価値判断なんて選考委員にとっては何の意味もないので、質問されれば愛想よく答えますけどね。
今後の方針
というわけで今回、応募した「ビジネスアイデアピッチコンテスト in 豊能地域」の『ふらとぴ』の選考結果は残念ながら落選でした。『ふらとぴ』を応援して頂いている皆様のご期待に応えられず申し訳ございません。
とはいえ『ふらとぴ』は「ビジネスプランコンテストで評価されること」を目的としている事業ではありません。確かに「ビジネスプランコンテストで評価される」は事業を回すための手段としては有効です。副賞としての資金が獲得出来たり支援がもらえたり広報に使えたりしますので。
ただ、やはりそれはどこまでいっても結局は手段に過ぎません。目的にはなり得ません。それが唯一の手段というわけでもない。
『ふらとぴ』では今後も応募可能なコンテストを見付けた場合は応募はしてみたいと思います。ただ、それに割くリソースは(今まで通り)必要最低限とします。
まだ事業化していないアイデアであれば「コンテストで評価されること」に向けて全力を傾けるのもアリだとは思います。ですが『ふらとぴ』はすでにアイデアを練っている段階ではなく事業化しているステージにあります。「コンテストで評価されること」にリソースを割くよりも通常業務を回す方に注力すべき。個人的にはそう考えます。
負け惜しみ感スゴイ
まぁ、確かにそうなんですけど。実際、プランの中身やプレゼンで評価されないのであれば実績で黙らせるしかないでしょ。それを目指すって事ですよ。一切合切凡庸な あなたじゃ分からないかもね。
リンク先を観て頂けないとマジでただの暴言にしか思えないという危険なボケ
うっせぇわ。
本日の締め
今回は「ビジネスアイデアピッチコンテスト in 豊能地域」の選考結果のご報告を行いました。
「合格です!」というご報告が出来れば良かったんですけど、残念ながら落選でした。こういう場合って「次は合格出来るように頑張ります!」という風に終わらせるのが流れとしてはキレイだとは思います。ですが、上で書いた通りそちらの方向性で頑張る気はあまりありません。スミマセン。
そんなわけで今後もビジネスプランコンテストで『ふらとぴ』が選考される可能性は、かなり運が良くない限りとても低いと思います。その代わり「ビジネスプランコンテストに応募する必要すらないと言えるくらいに事業を成長させる」という方向性で頑張っていきたいと思います。
『ふらとぴ』ユーザの皆様におかれましては今後も変わらずご愛顧・ご声援を頂けると嬉しいです。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
「落選の発表」ってどう頑張っても明るい雰囲気にならないですね。難しい。