こんにちは。いまさら感を気にしない、チョッピーです。
過去に思い付いたネタで記事を書いた結果
少し前の『Daily Choppy !』で「ネタは鮮度が大事?」という記事を書いた。第562回だ。
こちらの記事の要旨は「ネタは思い付いた瞬間が1番面白そうに感じる。ただ、それは書き手としての感想なのか読み手としての感想なのかがよくわからない。明日の記事で過去に思い付いたネタを使って記事を書いてクオリティを確認してみたい」というモノ。
つまり第562回は何の結論も出さないまま終わっている。第563回の記事のクオリティを確認する必要があったからだ。
なぜその結論を第564回の記事のテーマにしなかった?
記事を書き終えた直後だと、その記事のクオリティを「読み手の視点」で冷静に判断できないから。
僕は記事を書き終えた直後はどうしても「書き手の視点」でそれを読んでしまう。結果「書き終えた満足感」と「記事を読んだ満足感」を混同してしまい「面白い記事だった」という感想を抱く。
今回はそれを避けるために2ヶ月ほどのクールタイムを置かせて頂いた。
なるほど…。で、結果は?
そうね…。悪くないんじゃないかな。面白いかどうかはさておき、少なくともいつもの『Daily Choppy !』のクオリティと比べて「とても悪い」わけではないと思う。
ちなみに第563回の記事はこちら↓
読者の皆様としてはどう思われるだろうか?
メモの利点 チョッピー’s セレクション
メモは一般的に良いモノとされている(気がする)。『メモの魔力 -The Magic of Memos-』という名前の書籍もあるくらいだ。
実際、僕も「ネタ帳」という名前のメモファイルを作っている。上に貼り付けた第563回は「ネタ帳」に書き記していた「過去に思い付いたネタ」を使って書かれた記事だ。結果(少なくとも僕にとっては)「悪くない記事」が出来上がった。
ここからは「僕がコンテンツを作る上で気付いたメモの利点」を3点、述べていきたいと思う。おそらく語られつくされているテーマだとは思うのだが「(30歳を超えてから突然、毎日1つ以上のコンテンツを作る生活を始めた人間にとっての)メモの利点」として参考にして頂ければ幸いである。
ネタに対する考察が深まる
僕は以下の順番で記事を書いている。
- ネタだし
- 記事の構成案作成
- 執筆
- 校正
「その日に思い付いたネタをその日の記事に使う」という書き方をする場合は、当然ながら上の作業を全て1日で行う。対して「過去に思い付いたネタを使う」場合は上の作業のうち「1」と「2」に時間をかける事が出来る。
どうして?
どちらも単純な理由だ。
「1」に関してはネタを思い付いた瞬間にメモっておく。そして、いざ記事を書くという段階になって「良さそうなネタ」をピックアップしていく。「ネタを思い付いた順番に記事を書く」などという縛りもない。「良さそうなネタ」から順番に使っていけばよい。そうすれば時間に捉われなくなる。
「2」に関しては、たまにネタ帳を見返して、そこに書かれているネタを使ってどういう構成で文章を書くかを空いた時間に考えればよい。こちらもそうすれば記事を書く段階で「どういう構成で伝えるのが適切か」に悩まなくて済む。
一言で言えば「メモがあれば事前にコンテンツ作りの準備が出来る」って事ね
うん。
脳の容量を記憶に使わなくて済む
メモがあれば、そこに書かれている内容を覚えておかなくてもよくなる。コンピュータでいうところのUSBメモリや外付けHDDと同じく外部記憶装置としてメモは活用できるわけだ。
うーん、でも、ちょっと大げさじゃない? メモに書くアイデアなんて、大した分量じゃないでしょ。動画を保存するわけじゃあるまいし。そのくらいメモを使わなくても覚えられるんじゃないの?
覚えられない。断言する。もちろん思い付いてから数日の間は覚えつづけていられるのかもしれない。ただ、必ずいつのまにか忘れている。人は悲しいくらい忘れていく生き物だから。愛される喜びも…寂しい過去も…。
今、この歌は関係ないよね
そうね。でも、本当に人は悲しいくらい忘れていく生き物。ムリヤリ覚えていようとすると、それがかなりの負担になる。
メモさえあれば「忘れてしまう」と「覚えているストレス」の両方を解消できる。
ネタがネタを呼ぶ
メモ帳に書かれたネタを眺めていると、それをキッカケとして新しいネタを思い付く事がある。どういう脳の働きなのかはわからないが、事実としてそういう事がある。
毎日、なにかしらのコンテンツを作るためには、ネタの枯渇と常に闘い続けなければならない。油断するとすぐに「アイデアが枯カツ」と化してしまう。
メモはこれを防ぐ手助けとなってくれる。
本日の締め
今回は僕の気付いた「メモの利点」を3点、お伝えしてみました。
僕は過去にシステムエンジニアとして働いていました。その時代でもメモは使っていました。ただ、その時は基本的に「タスクリスト」としての使い方しかしていませんでした。(タスクリストに書いていないとすぐに忘れてしまうため)
そういう意味でのメモの有用性には昔から気付いていたのですが今回の記事に書いたような「コンテンツ作りに関してのメモの有用性」には最近、気付きました。外部記憶装置としての利用法以外にもクリエイティブな活用方法もあるのですね。
同じモノに対しても立場や使い方が変われば、価値も変わってくる。面白いですね。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
今回の記事はコンテンツを作り続けている人にとっては「何をいまさら」な話題なんでしょうね…たぶん。