【Daily Choppy !】第71回:命名について

Daily Choppy ! アイキャッチ画像2Daily Choppy!

こんにちは。チョッピーです。

先日の記事↓で「センス・オブ・ワンダー」について書きました。

【Daily Choppy !】第68回:教養が欲しいなー…という話

今日もこれについてボンヤリ考えていたのですが、名前って不思議ですよね。
上で紹介した記事でも以下の様に書いているのですが

自分の中のモヤモヤが輪郭のある捉えられる存在になってくれた

【Daily Choppy !】第68回:教養が欲しいなー…という話|ふらとぴ

名前が付けられる前は「なんだかモヤモヤしているよくわからないモノ」であったモノが、名前を付けられた途端に突然「特定可能な存在」に変わるのですから。

これは名前というモノ自体に「対象物を規定する」という機能があるからこその効果なんでしょうね。あるひとつの名前が指し示す範囲は、必ず、それに対応した何かに限定されるため「モヤモヤ」がなくなるのだと思います。

ちょっと専門的な用語で表すと「シニフィアンとシニフィエ」みたいな表現になるんでしょうね。

シニフィアンとシニフィエ|Wikipedia

しかし、そう考えると人間の名前って、面白いですね。
人間って基本的に最低でも1つの名前を与えられていると思いますが、場合によっては、2つ以上の名前を持っている人もいますよね。例えば「ペンネーム」とか「芸名」とか「源氏名」とか「あだ名」とかって形で。

ちなみに僕も本名は「嵩地 秀一(たけち しゅういち)」という名前なのですが、ふらとぴクリエイターとしては「チョッピー」という名前を名乗っています。なにかしらの活動において本名以外の名前を使う理由って「匿名性の確保」とかもあるとは思うのですが、僕の場合は別にそれを目的としているわけではありません。本名も隠してませんしね。この記事だけではなくクリエイターページでも公開しています。

じゃあ、何故わざわざ別名を名乗っているかと言うと…「ふらとぴに適した人格の持ち主となるため」ですかね…。僕の場合、本名は僕の全人格を表わします。対して「チョッピー」を名乗る場合は、僕の全人格のうち「ふらとぴクリエイターとして活動するにあたり適切な人格」だけを表に出すようにしています。マーケティングチックに言うとブランディング?になるんですかね?

そう、名前ってそれに対応する「表わされるもの」が決まっているため、人間であろうと、別名を名乗れば「人格のうちの一部だけを切り取る」ことや「全くの別人格を演じる」事も可能になるんですよね。これは非常に面白い機能だなぁ…と思います。

これを書いていて思いましたが、仮に「自分が嫌になった。死にたい。」と考えている人がいれば、その人は一度「本名とは別の名前で生きてみる」という策を取ってみてはいかがでしょうか? もちろん戸籍上の名前を変えるのはハードルが高いので、そうではなくて「今日から○○と呼んでくれ」と宣言してしまう形でいいのではないでしょうか。で「別名の自分」を演じるにあたっては「自分が嫌だと思う部分を抹消した人格」として活動すればいいのではないでしょうか。そうすれば「嫌になった自分とは別の人間」として人生を生きる事が出来て、もしかしたら死にたい気持ちも薄れるかもしれません。さらに、その後のどこかのタイミングで「別名の自分」と「本名の自分」の人格の統合を図れば「本名かつ嫌ではない自分」として人生を生きる事も出来るようになるかもしれません。(現実にはこれを実行するためには住む場所なども変える必要があるかもしれませんが)

名前について考えていたら、思わぬライフハックを思いついてしまいました。面白いですね。

本日もふらとぴに訪問頂きありがとうございます。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。

タイトルとURLをコピーしました