【Daily Choppy !】第72回:気付けば台風に対するワクワク感が完全に消失している件について

Daily Choppy ! アイキャッチ画像2Daily Choppy!

こんにちは。チョッピーです。

子供の頃って、台風、正直、少し楽しみじゃなかったですか?
僕は不謹慎ながら完全に楽しみでした。

なんでしょうね…テレビ等から伝わる緊張感、「超大型」や「非常に強い」などの非日常感に溢れた言葉、実際に台風が到来したときの非常に激しい雨風の音、台風が去った後の荒れた街並みと台風一過の晴天が同居する不思議な風景…。

その全てがある種のイベントの様であり、恐怖の中に確かにワクワク感を感じていた気がします。一連の流れが物語の筋書きとして優秀なのかもしれませんね。クライマックスに向けて徐々に高まる緊張と、クライマックスの激しさ、それが終わった後の一種の清涼感…みたいな。

で、僕、結構、この感覚を最近に至るまで感じていたんですよね。
うーん、そうですね…。大学卒業直後くらいまでは感じていた気がします。

でも、それが具体的にいつからか…はわからないのですが、少なくとも今の僕は台風に関して「煩わしい」「来てほしくない」以外の感情を感じなくなってしまいました。「しまいました」という表現が適切なのかも、ちょっとよくわかりませんが。

もちろん、そちらの感覚の方があるべきモノである事はわかります。

台風は本当に厄介な自然現象です。それは人々に破壊的な影響をもたらします。
その様なイベントは発生しない方がいいに決まっているし、当事者からしてみれば「ワクワク感」なんていうものは100%の誤謬に過ぎない。言うなれば「悪魔」の様な存在であり、それが僕達にもたらすモノは「恐怖」です。
(ちなみに僕は台風がもたらすメリットって寡聞にして知らないのですが、何かあるのでしょうか?)

「恐怖」はイヤな感情です。基本的に感じない方がいい。
でも、人って「お化け屋敷」や「ホラー小説」を楽しめる存在なんですよね…。

僕にとっての台風は、少し前までは、そういうフィクションの世界の「恐怖」の要素を持った存在であった気がします。だから「ワクワク感」を感じていたのでしょう。しかし、それはいつの間にか、少なくとも僕にとって「フィクション要素」を完全に失い、ただの「現実」とみなされる様になった…。

これは「成長」なのでしょうか?
それとも「感性の死滅」なのでしょうか?

ちょっとわかりませんが…少なくとも現実を生きる僕としては「台風にワクワク感を感じる愚か者」であるよりも「台風に対して不快感を抱く普通の人」である方が都合はよさそうです。

今はまだ9月。
今年もすでに千葉や九州は台風により甚大な被害を被っていますが、台風のシーズンはもう少し続くことでしょう。

台風により被災された方々の一刻も早い日常の回復と、今後の更なる被害が発生しない事を切にお祈りしながら、本日の記事は終わりにしたいと思います。皆様もお気を付けください。

本日もふらとぴに訪問頂きありがとうございます。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。

タイトルとURLをコピーしました