こんにちは。飽き性、チョッピーです。
新ふらとぴクリエイターぢーこさんの新連載
昨日、ふらとぴに新たなクリエイターが登場した。ぢーこさんだ。
彼女の新連載『ど素人店長、ネットショップでさをり織りの布を売る』はTwitterで注目を集めた事もあって、かなり良いスタートダッシュとなった。
不定期連載でもあるので、第2回の掲載がいつになるのかは今のところ未定。個人的にもぢーこさんが運営しているECサイト「コースタ814」の行く末は気になるところ。
僕はこの連載の担当編集なのだが、一読者としても今後も本連載を楽しみにしたいと思う。
なお「コースタ814」の設立・運営に僕および弊社は全く関わっていません。なので僕自身もぢーこさんが書かれる原稿の初稿に何が載っているのかは完全に未知数の状態で読んでいます。掲載版と初稿にはかなりの違いがあるので「初稿を読む」という面白さを味わえるのは編集特権と言えなくもないですね。
ふらとぴの新イベント告知頻度
『ふらとぴ』では運営開始以降、イベント(と呼ぶのが適切かはわからないが)の告知を3~4ヶ月に1度くらいの頻度で行えている。
直近では上に書いたぢーこさんの新加入のご報告&新連載開始がそうだし、その前は昨年末の『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』という超大型連載の掲載がそれにあたる。さらにその前は大阪府の「ノアノアグループ」関連のコンテンツ(職員インタビュー&授産製品PR)掲載がそうだ。
これに関する僕の考えはこちら↓
そう、本当はもっと色々と新しい事をしていきたいと思っているのだ。可能なら…2ヶ月に1度くらい…? リソースの問題もあって実現できていないのだけれど…。
ミーハー
上のツイートにも書いた通り弊社はスタートアップを目指しているわけではない。
スタートアップとは
新しいビジネスモデルや市場を開拓することで、短期間のうちに急激な成長と巨額の対価を狙う企業や事業。ベンチャー企業やスモールビジネスであっても長期成長や安定した収益を目指すものとは、この点で性格が異なる。規模や設立年数はまちまちで、銀行で資金調達を行わず、投資家の出資などに頼る企業も多い。
スタートアップとは|コトバンク
それを目指しているのであれば、サイトの運営を始める前にもっと大々的に資金調達をして外部リソースをガンガン使って運営開始直後から短期間でサービスを巨大化させていくべきだ。
で、「株式市場に上場するか大企業にサービスを買ってもらって上がり」というのが一般的なスタートアップ経営者にとってのメジャーな戦略だと思います。僕はそういう仕事のやり方にそれほど興味がないので…。「売れるサービスを立ち上げて育てる」がしたくて起業したわけではないのだ。
「スタートアップを目指しているわけじゃないんだったら告知の頻度なんて気にしなくてもいいんじゃない?」というご意見もあるかもしれない。確かにそう。特に新しい事をせずに安定した業態でずーっと運営し続けている企業もある。
僕はそういう分野にはあまり明るくないのだけれど、たとえば特殊な用途の機器専門の卸売企業などはそういう側面が強いのではないだろうか。それはそれで優良企業の証。何も批判される謂れはない。
『ふらとぴ』がそういう業態のビジネスであるかどうかはさておき、僕が「2ヶ月に1度くらいの頻度で新しいイベントを告知したい」と考えているのは単純に僕の嗜好によるものだ。
僕は何事も新しいコト・モノが好きなのだ。もっと簡単に言えばミーハーなのだ。
動きのないサイトよりも動きのあるサイトの方が好き。これは本連載『Daily Choppy !』が毎日更新である理由のひとつでもある。
「毎日更新されている → 常に何かの動きがある → そういうサイトが好き → 自社で運営するサイトもそういうサイトにしたい → 自分の担当コンテンツを毎日更新にすればいい」というワケだ。
ただ『Daily Choppy !』の更新は「イベント」と呼ぶには小粒すぎる。『Daily Choppy !』の毎日更新を続けながらも、これより大きなモノを2ヶ月に1度くらいの頻度で出せるようにしたいと思っている。
常に前向きな風を
正直、新しい事を告知するだけならばそんなに難しいワケではない。一応、僕も毎日更新コンテンツを620日以上更新し続けている人間なのでアイディア出しは得意な方だ。
おそらく、ふらとぴ編集部の3人(チョッピー・横道それ夫・こむぎ)で集まってブレストを行えばなにかしらの新しいアイディアは出せる。そのくらいの自信と実績はある。…が、ただ単純に新しければ良いというワケではない。
僕が求める新しさとは「ふらとぴの目的達成に合致した方向での新しさ」だ。だから例えば僕が突然、ふらとぴ運営をほっぽり出して八百屋を始めたとしたら、その新しさは僕にとって嬉しいモノではない。
僕はそういう方向での奇抜さを求めているわけではない。「目的に向かって進んだ結果の新しさ」が欲しいのである。
その時点でのクオリティの高低はさして重要ではない。「常に上昇し続けており、その結果として適度な頻度で新しいイベントが報告できる」が重要なのだ。
おそらく僕は顧客としてはかなりワガママなタイプの人間だと思う。有名なレストランでの食事に対して「確かに美味しいけど、いつ行っても同じ味だね。それを求める人にとってはいいんだろうけど、僕は飽きちゃうな」とか言ってしまうタイプの人間だ。
もちろん実際には言いませんよ。空気が悪くなるし。その場では最大限にその食事を楽しみます。でも、おそらく食後に一人になった時にボンヤリと上に書いた思いを感じると思う。
自分自身を満足させるためにも『ふらとぴ』には適度な頻度で新しい風を送り込めるように頑張りたいと思う。
本日の締め
今回は僕の考える「望ましいイベント告知頻度」についてのお話を書いてみました。
なぜワザワザこんなお話を書いたかと言うと自分自身に檄を飛ばすためです。実は今時点で「次の告知のための種」がゼロなんですよね。
コンテンツ作成とか決算作業とかサイト改修とか編集作業とかの「やるべきこと」に時間を費やしている間に気付けば「次の施策」のための種まき作業が疎かになってしまっていました。良くない。
このままでは自社運営サイトに自分自身が飽きてしまう。そんなわけで今日の記事の内容はこれになりました。飽きないために頑張るぞ!
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
「商いは『飽きない』が大事」とよく言われていますが、この言葉には「誰が」が省略されていますよね。個人的には「ステークホルダー全員が」だと思っています。