【Daily Choppy !】第887回:他人に厳しく

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こんにちは。ビジネス上の悩みしかない男、チョッピーです。

他人に厳しく
他人に厳しく

チョッピーは人ではない可能性がある

中学校の保健体育の授業かなにかで「思春期における心身の変化」みたいな内容を学んだ記憶があるような…もしくは無いような気がする。

チョッピー
チョッピー

どっちだよ。

たぶん、ある。

で、まぁ、保健体育の授業における「心身の変化」関連で話題に上がりやすいお話と言えば「第二次性徴」と相場は決まっている。

チョッピー
チョッピー

チョッピーはそんなお話が大好きですからね。

そう、そうなのだが…。今回はあえて少し違うお話をしてみようと思う。

第二次性徴」 的なお話は『ふらとぴラジオ(仮)』でする(かもしれない)。

今回、話題に取り上げるのは「悩み」についてだ。

たしか、中学校の保健体育の教科書に「思春期以降、人は誰しも悩む」的な記述があって、それを受けての授業の一環として「あなたの悩みを書いてみましょう」みたいなプリントが配られた事があったのだ。

さぁ、困った。

というのも、当時の僕には何の悩みもなかったのだ。

学校は嫌いではあったが、別に授業中はマンガをこっそり読んでやり過ごせばよいし、帰宅した後は次の日が来るまで遊んで過ごしていればよい。

そんな生活をしている人間が、一体、何に悩むというのか?

僕は今でもそう思っているのだが「自分の生活を成り立たせるために自分で稼がなくても良い立場の人間」に悩みなどあるわけがないのだ。

そんなわけで当時、僕は仕方なくプリントに「悩みが無いのが悩みです」みたいなふざけた答えを書いたような記憶がある。

基本的に僕はその当時から考え方が変わっていない。

悩みらしい悩みなんて僕にはない。

今の僕が考えている事は「どうやってふらとぴ事業を成長させ『Make everyone happy !!』を実現させるか」だけである。

チョッピー
チョッピー

で、これは正確に言うと「悩み」ではなくて「課題」なんですよね。

人の不幸は…

だが、どうやら世の中には悩める若人もたくさん存在するらしい。

というのも世間一般的には「お悩み相談コンテンツ」が常に隆盛を誇っているからだ。

新聞でもテレビでも、いつの時代もお悩み相談コンテンツは大人気だ。

もちろんウェブにおいてもそれは変わらない。

そんなわけで本サイト『ふらとぴ』にも、実はお悩み相談コンテンツがごくまれに掲載されている。

それが上でも紹介した『ふらとぴラジオ(仮)』内のミニ企画「勝手にYahoo!知恵袋」だ。

チョッピー
チョッピー

「勝手にYahoo!知恵袋」はYahoo!知恵袋に寄せられた様々なお悩みの中から、僕ことチョッピーが恣意的にチョイスしたモノに、ふらとぴラジオ(仮)メンバーが真摯に勝手に回答するハートウォーミングな企画です。

僕は常々「Yahoo!知恵袋に限らないけど、お悩み相談コンテンツって完全にエンターテイメントだよな…」と思っていた。

何故ならば基本的に全ての悩みは「課題化して、それを解決できるように頑張れ」か「諦めろ or 受け入れろ」の2つの答えで解決するからだ。

そんなモノを誰かに投げかけて何の意味があるのか?

確かにテレビや新聞やウェブ上で人の悩みを聞いたり、それに対する回答を読むのはエンターテイメントとしては面白い。だが、それだけだ。それ以上の価値はない。

悩みは聴くもの

だが、実は「勝手にYahoo!知恵袋」を収録しているうちに僕は「お悩み相談コンテンツのエンタメ以外の活用法」に気付いた。

それは「自らに対する辛辣なアドバイスの予行演習」だ。

基本的にお悩み相談をする人の要望は以下の2つだと思う。

  1. お悩みの課題化および解決方法の提示をして欲しい
  2. 話を聞いて欲しい

リアルでなにかしらの相談をされた場合や、愚痴を吐かれた場合は基本的にその相手は「2」を期待している場合が多いと思う。

だから、そんな場合には解決策の提示はしない方がいい。相手はそんな事は望んでいない。

仮に相手が「1」を望んでいたとしても「本当に効果があるであろう回答」はしにくい場合が多い。それが出来るのは相手との信頼関係がとても強い場合だけだろう。

それ以外の場合において「本当に効果があるであろう回答」なんかをしてしまったら、それが関係の崩壊を招く事すらあり得るだろう。

だが、ウェブでのお悩み相談に関しては話は別だ。

それは未来の自分に届くだろう

お悩みを寄せている相手はどこの誰かもわからない匿名の人物だ。

そんな人の願いが「1」と「2」のどちらであるかを考慮する必要なんてない。

どうせ最初から、その人と我々の間に関係などないのだ。

僕達は、そのお悩みをエンターテイメントとして楽しみつつ、ロジカルかつクリティカルにお悩みに対する回答を考えれば良い。

おそらく多くの場合、その回答はものすごくドライで辛辣なモノとなるだろう。

そして、僕達はその回答を自らの胸に刻み込むのだ。

そうすれば、いずれ自分が相談者と同じ立場に陥った時、それは刃として蘇り、自分の心を貫くと同時に進むべき道を指し示してもくれるだろう。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

僕達は知らない他人に対してはどこまでも辛辣になれます。ただ、他人に辛辣な意見を言うのであれば、自らにも同じだけの厳しさを求めるべきですよね。それが「人にやさしく、自分に厳しく」の第一歩だと思います。

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