こんにちは。音楽大好き、チョッピーです。
感情の使い方
ネガティブな感情は、あまり表に出さない方が良いとされる。
それはそうだろう。
自分に置き換えてみれば、その理由はすぐにわかる。
たとえば、いつ会っても怒り・悲しみ・妬みなどを感じさせる態度を取り続ける人がいたとする。
うおぉぉぉ! ムカつくぜムカつくぜ! 絶対に許せねぇ!
うぅ…悲しい…悲しい…悲しすぎて何の味もしない…うぅぅ…。
ズルいよなぁ…あいつだけ良い思いしててさぁ…羨ましい…、
あなたは、このような方々と積極的にコミュニケーションを取りたいと思うだろうか?
僕は思わない。
出来れば、そんな人との関わりは必要最低限に留めたい。
もちろん、人の好みは千差万別。上に挙げた方々と積極的に関係を結びたい…と思う方がいらっしゃる可能性はゼロではありません。ゼロではありませんが、限りなくそれに近いとは思います…。
そうしてネガティブな感情に囚われた人々は、徐々に、あるいは急速に、他者との絆を失っていく。
その状況で幸せを掴むのは、かなり難易度が高い。
だから、ネガティブな感情は、あまり表に出さない方が良い。
…なんて当たり障りのない意見を書いてみたが、
うるせぇええええ!!! そんな事は分かっとるわ!
結局、誰も私の悲しみなんて分かってくれないのね…。
君は良いよね、能天気で幸せそうで。僕達みたいな人間の気持ちなんて考えた事もないんだろう。羨ましいよ。
と、思われた方もいらっしゃるかもしれない。
かく言う僕自身が、一番、そう思っている。
そう思っているからこそ自戒の意味を込めて「ネガティブな感情は、あまり表に出さない方が良い」などと書いているのだ。
だから、その感情を表に出したい気持ちは痛い程よくわかる。
痛い程よくわかるのだが、それでも、やはり「ネガティブな感情は、あまり表に出さない方が良い」。
他人を不快にさせないために。また、自分自身の損得勘定の観点からも。
どうしてもそれを表に出したいのであれば、それを芸術に昇華させるなどの工夫をした方がいい。
たとえば小説。
たとえばイラスト。
たとえば音楽。
『うっせぇわ』なんて、間違っても他人に言ってはいけない。でも、音楽としてなら、使ってもいい。
もっと極端な例としては
『People=Shit(テメェら全員クソだ)』なんて、間違っても他人に言ってはいけない。でも、音楽としてなら、使ってもいい。
まるで超人のバーゲンセールだな
Mrs.GREEN APPLE の『ニュー・マイ・ノーマル』をよく聴いている。
Mrs.GREEN APPLE は先月3月18日にこの曲をリリースするまで、およそ1年8カ月にわたり活動を休止していた。(具体的な活動休止期間は2020年7月8日から2022年3月17日まで)
なので、実は僕は本楽曲がリリースされるまで、
活動休止期間、そこそこ長いよなぁ…。その間に彼らの楽曲のクオリティが下がっていたら嫌だなぁ…。
と少しだけ心配をしていた。
結果は上に貼り付けた楽曲のとおり。心配は完全に杞憂だった。
Mrs.GREEN APPLE は以前と変わらない、いや、それを圧倒するほどの高いクオリティの楽曲をリリースしてくれた。
昨今は Mrs.GREEN APPLE に限らず、圧倒的に高いクオリティの楽曲を提供してくれるアーティストが多い。
米津玄師、King Gnu、Official髭男dism、YOASOBI、ヨルシカ、Ado…。
僕がよく聴くアーティストに限っても、この通りだ。
きっと、僕の知らない超人たちも世の中には多く活動しているのだろう。
あゝ人生に涙あり
このような超人たちを眺めていると、あまり気付きたくない事実に気付いてしまう。
全員、僕より年下なのだ。
僕ことチョッピーは36歳です。
音楽以外の世界で世間を騒がしている超人たちにも、36歳以下の方は多い。
藤井聡太、大谷翔平、菅田将暉…。
僕が知らないだけで、きっと他にも36歳以下の超人はたくさんいるのだろう。
彼等は若くして天賦の才を開花させ、社会に貢献している。
一方、僕は?
何のジャンルにおいても突出した結果は出せていない。
それどころか会社を設立したくせに売上も上げられておらず、まったく、本当に水戸黄門のテーマソングの主人公にでもなった気分だ。
『あとから来たのに追い越され』ってね。
共闘
僕は上に挙げたような超人ではない。
超人であれば、こんな年になるまでに、何かのジャンルでなにかしらの成果を上げているハズだ。
でも、実際はそうではない。
僕は紛れもなくただの凡人だ。
下手したら凡人以下の存在である可能性もある。
さて、ならば、どうするか。
うおぉぉぉ! ムカつくぜムカつくぜ! 絶対に許せねぇ!
と怒るか?
結局、誰も私の悲しみなんて分かってくれないのね…。
と嘆くか?
ズルいよなぁ…あいつだけ良い思いしててさぁ…羨ましい…、
と妬むか?
どれも不適切だ。
凡人であるならば、凡人なりの戦い方で、戦い続けるしかない。
その具体的な方法はつんく♂が『凡人が、天才に勝つ方法。』という記事で教えてくれているので、これを参考にします。…つんく♂も僕からすれば天才だとしか思えないんですけどね。
凡人が凡人のままジャイアントキリングを目指し戦い続ける。
そんな決してポジティブではない気持ちも、世の中ではたくさん歌われている。
それは『冷たい水の中をふるえながらのぼってゆ』くような行為かもしれない。
だとしても僕は『井の底に引きずり落とすような 井の中の蛙』として今後も戦い続けたいと思う。
こんな文章をここまで読んでくれたあなたも、きっと、そうなのだろう?
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
今回の記事のタイトルは神聖かまってちゃんの『僕の戦争』のオマージュです。