こんにちは。イギリス大好き、チョッピーです。
技大好き民族仮説
「柔よく剛を制す」という言葉がある。
しなやかなものが、堅いものの勢いをうまく受け流して、最後には勝利する、ということ。
柔よく剛を制すとは|コトバンク
「判官びいき」なんて言葉もある。
不遇な者、弱い者に同情し肩を持つこと。また、その感情。
判官贔屓とは|コトバンク
『弁慶と牛若丸』というお話もある。
何が言いたい?
なんとなく日本人は「力の弱い者が技を使って強者をスマートに倒す展開」が好きなのかなぁ…と思って。
最近は筋トレブームでゴリゴリの肉体派にも人気が出てきているようにも思えるけれど、一昔前は「ゴリマッチョよりも細マッチョでしょ!」みたいな風潮があった気もするし。
少年漫画の世界でも「小さくて細い主人公が、自分よりも強大な敵を倒す」という展開がスタンダードな気がする。
「ゴリゴリに鍛えた主人公」って、そんなにいないんじゃないだろうか。
もちろん反例はあるだろうけど。
それでもやっぱり全体的に日本は「力」よりも「技」に重きを置いている気がする。
それ一択です
皆様は「買って良かった電化製品をひとつ挙げよ」と問われたら、何と答えるだろうか。
「どうしてお前にそんな事を教えなきゃいけないんだ」とかかなぁ。
確かにいきなり偉そうに「挙げよ」とか言われたら不快なのはわかるけど。
そこはひとつ穏便にお願いしますよ。
だったら「食洗器」よ。
そう、食洗器!
食洗器は本当に素晴らしい。
食器を並べて、食洗器専用の洗剤を投入して、スイッチを押すだけで食器がピカピカになる。
これを買うだけで、もう、面倒な食器洗いはしなくてもいい。
しつこい油汚れに悩まされる事も無ければ、冬場に手が荒れる事も無い。
さらに!
手洗いよりもコスト面でもお得なケースが多い!
こんなの、買わない理由が無い!
日本での普及率が30%強しかないのが本当に不思議だ。
食器洗い機の日本の家庭での普及率を見ると上昇傾向にあるものの30%強にとどまっています。
家事の強い味方、食器洗い機|その他の研究・分析レポート|経済産業省
本記事は食洗器の案件記事ではありません。
経済的な判断の出来る男
そんなわけで僕は食洗器をヘビーユーズしている。
が、ある日、うっかり洗剤を切らしてしまった。
げ、もうスーパー閉まってるな。ドンキに買いに行くか…。
時刻は24時を回った頃。自転車を飛ばし、ドン・キホーテに向かう。
僕はいつも花王の「食器洗い乾燥機専用キュキュット(粉末)」を利用している。
だからそれを探したのだが…
クッソ! ドンキ、ホントに何がどこに売られているのかサッパリわからん!
しばらく物色して、やっと食器洗い専用の洗剤を見付けた。
だが、それはキュキュットではなかった。
商品名は「フィニッシュ」。見た事のない海外の洗剤だ。
スマホを取り出して少し調べてみたところ、どうやら食器洗い機専用洗剤カテゴリでの世界シェアNo.1商品らしい。評判も悪くない。
どうしよう、買ってみようかな。…あ、キュキュットも隣にあるじゃん!
キュキュットとフィニッシュを比べてみると…フィニッシュの方が 1g あたりの値段が圧倒的に安い。
…フィニッシュ買ってみよ。
経済人チョッピーの面目躍如である。
海外式
帰宅後、さっそくフィニッシュを使って食洗器を動かした。
なお、適正量はよくわからなかったので、普段使いのキュキュットと同じくらいの量を入れてみた。
結果…
…うーん、汚れは完全に落ちてて何の問題も無いけど、なんか少しだけヌルヌルする気がする…油がちゃんと落ちてないんじゃないのか…?
目に見えて汚れているわけではないけれど、触ると少し違和感が残る。
これは…かなり嫌だ。
翌日、違和感が残ると本当に嫌なので、キュキュットの1.5倍ほどの量のフィニッシュを使って食洗器を動かしてみた。
結果…
おぉ! ピカピカな上に触ってもヌルヌルしない! フィニッシュはキュキュットよりも多めに使った方が良いんだな!
個人的には、なんとなく「少ない量でピカピカ!」に匠の技を感じてしまう。
しかし、やはり海外生まれの洗剤には「洗浄力を高めたい? だったら、たくさん使えばいいじゃないか!」的なマッチョ思想の方がマッチするのかもしれない。
とはいえフィニッシュはイギリス生まれの洗剤なので、マッチョの本場であるアメリカほどはマッチョではないのかもしれませんが。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
ちなみにフィニッシュをたくさん使った場合、はたしてそれはキュキュットよりも経済的なのかどうかは計算していません。