こんにちは。移動大好き、チョッピーです。
行って来い
7月11日(月)の夜から7月12日(火)の夕方まで、急遽、九州に滞在していた。
妻の親族の葬儀に出席するためだ。
大阪から新幹線で博多に向かい、そこから葬儀場まで移動。
葬儀場でお参りを行い、そのままそこに泊まり、翌日、お葬式・初七日(葬式と同日開催だった)に出席して、それから新幹線で大阪に戻る。
7月11日の夜に葬祭場で今回の原稿を書こうと思っていたので、PCも持って行っていたのだが
葬儀場にWi-Fi環境がなかったため、結局、この原稿は大阪に戻ってから書いている。
「今時、Wi-Fiくらいどこにでもあるだろ…」という思い込みは良くないですね。
それにしても…この3年ほど親族の葬儀への出席回数が多い。これで3回目だ。
自分の年齢的(36歳)に、親族が亡くなりやすい時期なのかもしれない。
10年程前から5年程前までは結婚式に呼ばれるケースが多かったのですが。自分の結婚式も含めて。
他人の訃報
葬儀に参加すると、色々な感情を覚えたり、様々な考えが頭をめぐる場合が多い。
まぁ、葬儀に参加するような関係性の方が亡くなっているのだから、それも当たり前だと言える。
一方、僕は自分と何の関係もない他人が亡くなられた場合は、それほど感情が揺さぶられたりはしない。それはたとえその方がどれほど有名で、どれほど高名で、どれほど好感度が高くても、だ。
これが一般的な感想なのか、チョッピーがとりわけ非情な人間だからその様に思うのかは僕にはわかりません。
だが、どうもネット上のコメントなどを眺めていると、有名人の死去のニュースには他人の心に悪影響を与えるインパクトもあるらしい。
特に自殺や事件・事故の場合は、病死や老衰の場合よりも悪影響が強いようだ。
なので、最近はそれらのニュースの報道に合わせて「このニュース、しんどい場合は見ないでね」みたいなアナウンスがされるケースも多いですね。僕はしんどくないので見ますが…。
…このままだと僕が本当に「薄情な人でなし」みたいに思われる可能性があるので、一応、念のためにお伝えしておくと、さすがに僕も前職で同じプロジェクトで働いていた人が過労で倒れたり、自殺未遂をしたり、同じ部署の先輩が失踪したり、同じ会社の方が亡くなられたりした時には、どれも結構な衝撃・ダメージを受けた。
僕がそれほど衝撃を受けないのは、あくまでも「自分と関わりのない他人の訃報」の場合だ。
僕からすれば、仮に自分が相手を知っていたとしても、実生活で関わりが無い人の訃報に、それほどの悪影響を及ぼす力があるとは思えないのだが…。
もちろんその場合でも故人に対して哀悼の意は感じますし、ご冥福もお祈りしますよ、当然。
素養
なんどか『Daily Choppy !』でも書いている気がするが、僕は自分自身に起業家として致命的なウィークポイントがあると感じている。
それは「共感性の圧倒的な欠如」だ。
B to B のビジネスはさておき、現在の B to C のビジネスにおいては「顧客からの共感」が欠かせない。
いや、B to B のビジネスにおいても資金調達などのフェーズにおいてはステークホルダーからの共感が必要なのかもしれない。
それほどまでに「共感」は現在のビジネスにおいて重要。なのだが…僕はもう、本当にこの「共感」という心の動きが全くわからない。
だから「他人の訃報にダメージを受ける心理」もわからない。
そもそも個人主義者なので「他人の感情に同調する」という意味がわからないんですよね。他人は他人だし、自分は自分です。
僕の様な特性を持つ人間は、おそらく戦地での指揮官・システムエンジニア・医療従事者・記者などには向いているのではないかと思う。それらの職業にはドライな業務遂行が欠かせない気がするので。
だが、起業家としてはどうなのだろうか。
圧倒的な技術がある場合は共感性などいらないのかもしれないが、僕の場合はそうではない。
少なくとも「自分が共感する条件」くらいは理解していないと「他人からの共感」も得られない。…のではないかなぁ、と思っている。
無いモノは身に着けるしかない
ただ「わからないから出来ない」などと言っていても仕方がない。
そんな戯言が通用するのは学生時代だけである。
仮に学生だとしても「わからないから出来ない」というスタンスを通している方は、おそらく、周りからはあまり芳しくない評価を受けているのではないでしょうか。
というわけで、僕は「人間の心の動き」について学びを深めなければならない。
特に「他人が他人を応援したくなる条件」について学びたい。
一応、僕も36年間も生きているので「他人を不用意に怒らせない方法」などはすでに身に着けている(つもりな)ので。僕が今、本当にわかっていない(という自覚がある)のは「他人から応援してもらう方法」です。
幸い、今は書籍でも動画でも、色々な方法で心理について学べる時代だ。
例を挙げると、たとえば「こちらの書籍」や「こちらのチャンネル」などがある。
『ふらとぴ』事業を成功させるためにも、その運営会社である株式会社Egeneの代表取締役として今後も頑張りたいと思う。
だってねぇ。
出来れば自分の葬式には自分を応援してくれる多くの人に来て楽しんでもらいたいし、墓標にも「諦めた男」とは書かれたくないじゃないですか。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
精進料理を食べ過ぎてしまって、この2日ほど、ずっと満腹です。