こんにちは。まりも大好き、チョッピーです。
前書き
先日、実家から謎の荷物が送られてきた。
なんだこれは…?
訝しがりながらもビニール袋に書かれた文字を読んでみる。
どうやら北海道のお土産らしい。
そう言えばお盆に帰省した時に、父親が「北海道に出張した」とか言ってたな…。
北海道のお土産と言えば…
などが有名だ。
阿寒汽船商事という会社名は寡聞にして知らなかったのだが、おそらく、この袋の中には美味しいお菓子が入っているのだろう。
わーい! お菓子!
僕は甘いものが大好き。
喜び勇んで袋の中身を取り出してみると…
…まりも茶ん……?
というわけで、今回は北海道阿寒湖のお土産「まりもの玉子 まりも茶ん」をご紹介します!
なお、他の北海道土産は送られてこなかった。
まりも茶ん
パッケージ情報
あらためてパッケージを眺めてみよう。
パッと見、「まりもの王子」かと思いましたが、よく見たら「まりもの玉子」でした。
まりものたまご…。どういう意味なのだろう…?
パッケージの右下の方に『お湯を注ぐとま り も が生まれる阿寒の不思議なお茶』とある。
つまり、まりもが生まれるから「まりもの玉子」なのかな…。
なるほど。
しかし、最初からずっと気になっていたのだが、まりもって…そんな扱いをしていいモノなんだっけ…?
まりもとは
緑藻植物、シオグサ科の淡水藻。伸長した糸枝体(糸状体)が絡み合って球形の団塊を形成することから、マリモとよばれる。阿寒(あかん)湖のマリモは1952年(昭和27)特別天然記念物に指定された。
マリモとは|コトバンク
やっぱり特別天然記念物だよなぁ…。飲んで良いのかなぁ…。そもそもお湯を注ぐだけで生まれるような植物って…?
インスタント特別天然記念物…?
「?」で頭をいっぱいにしながらパッケージの裏面を見てみる。
…ん? 上の方になにか書かれているぞ…。
ま、まりもはとろろ昆布で出来ているだと!?
つまり、「まりも茶ん」は本物のまりもを使っているわけではなくとろろ昆布で作った「まりもの様なモノ」が楽しめるお茶であるようだ。
一安心。
ちなみにパッケージ裏面の右下には、このお茶の飲み方が書かれていた。
お湯を注ぐと「まりもの様なモノ」が丸くなるのか…。なんとも不思議なお茶だ。
成分・栄養
このお茶の正体がわかったところで成分と栄養をまとめてチェック!
色々と気になる点がある。
まず、名称。
「梅昆布茶」と書かれている。
梅昆布茶なんだ。ネタバレじゃん。
次に「シルク」…。シルクって絹ですよね…?
絹が入っているのか…?
まりもを飲むつもりが絹を飲む事になるとは…。
最後に製造者。
京都市の会社やん。
まぁ、その土地のお土産が、その土地以外で作られているのはままある事。ここはあまり気にしないようにしましょう。
栄養に関しては特に気になる点はない。お茶なので。
作ってみる
いよいよ作ってみよう。
パッケージを開けると小分けにされた袋が入っていた。
計15袋。
思ったよりたくさん入っている。しばらく楽しめそうだ。
小分けの袋の表面にはまりもの写真が描かれており、
裏面には作り方などの説明が書かれている。
袋を開けて、中身をカップに出してみる。
ここにお湯を注ぐと、まりもが生まれるのだろうか…。
注いでみた。
なんか出てきた…。
これが「まりもの玉子 まりも茶ん」か…。
香り・味
いよいよ実食!
まずは香りを嗅いでみよう。
梅昆布茶だ…。
お味はどうだろうか。飲んでみよう。
梅昆布茶だ…。
今のところ、完全に普通の梅昆布茶だ。
いや、だが、待て。
カップの底に何かが残っている…。
まりも(の様なモノ)だ…。
お茶だけを楽しんでいたら、まりも(の様なモノ)がカップの底に残ってしまった。
カップを揺らしたりして、なんとかまりも(の様なモノ)を口に運ぶ。
お味は…
とろろ昆布だ…。
「まりも茶ん」は「とろろ昆布で作られたまりも(の様なモノ)が楽しめる梅昆布茶」だった。
公式サイト
「まりも茶ん」の公式サイト等は見つかりませんでした。
阿寒汽船商事のサイトも見当たらないので、おそらくネット上には公式情報は存在しないようです。
幻の銘茶と言えるのかもしれません。
今回の締め
今回は北海道阿寒湖のお土産「まりもの玉子 まりも茶ん」をご紹介しました。
「まりも(の様なモノ)」が楽しめる普通に美味しい梅昆布茶でした。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
いつか本物の阿寒湖のまりもを観に行きたいですね。