こんにちは。未来大好き、チョッピーです。
今までの結果
早いモノで『Daily Choppy !』も今回で連載1200回を迎える。
「無料200連ガチャプレゼント! 1億資産&Sランク秘書獲得!」みたいな雰囲気のお祝い画像。
そんな記念すべき本日10月26日に、大阪府が開催する「第17回ビジネスプランコンテスト ドリームDASH!」というビジネスプランコンテストの結果が返ってきた。
応募してたんだ。
もちろん。
『ふらとぴ』の知名度・信頼度の向上のためにビジネスプランコンテストへの入賞は重要だからね。少なくとも僕はそう考えている。
なるほど。じゃあ、なんとしても受からないとだね。
その通り。
そんなわけで、気になる結果は…
書類審査員及び大阪府との厳選なる審査の結果、
大阪起業家グローイングアップ事務局からのメールより引用
残念ながら、次のステップとなる面談審査への進出を
見合わせていただくこととなりました。
落選!
ドンマイ。
まぁ、正直なところ精神的にはそんなにダメージはない。
「どうせ受からないだろうな…」と思っていたからだ。
今までも何回もビジネスプランコンテストには応募してるけど、箸にも棒にもかかっていないからね。
そうなのだ。
ただ、現在『ふらとぴ』は危機的な資金難に襲われている状況。
これを改善するための一縷の望みを、こちらのビジネスプランコンテストにかけていたのも、また、事実だ。
望みは断たれた。
そうだねぇ。どうしましょうかねぇ。
今後の話
というわけで、ここからは僕が今回のビジネスプランコンテスト落選という結果を受けて考えた事を書いていく。
構成等はあまり丁寧に考えず「書きながら考える」というスタイルを採用してみたいと思う。
「窮地に陥っている起業家のリアルな思考」を伝える記事としては、出来るだけ生々しい記述になった方が面白いかと思うので。
とはいえ、本当に無秩序に書いていっても読みづらいだろう。
とりあえず以下の2つのテーマに分けて書いていく事にする。
- 今後の『ふらとぴ』の方向性について考えていること
- 今後のチョッピーの身の振り方について考えていること
で、最後になにかしらのまとめが考えられればいいな…って感じでよろしく。
今後の『ふらとぴ』の方向性について考えていること
さて、これを考えるにあたっての前提として大切なことを最初にひとつ。
『ふらとぴ』の意思決定者は僕だけではありません。重要事項の決定については編集部員の合意を得たり、ふらとぴクリエイターのご意見もうかがう必要があります。僕だけが運営しているサイトではないからです。
なので、ここに書く事はあくまでも「『ふらとぴ』運営における最重要メンバーのひとりが現段階で考えていること」であって、決定事項でも何でもない事をお伝えしておく。
さぁ、今後の『ふらとぴ』についてだ。
今、僕が考えている正直なところを述べると「『ふらとぴ』をビジネスとして成り立たせるのは難しいんだろうなぁ…」となる。
もう少し具体的に述べると『ふらとぴ』のビジネスモデルのうちの
ふらとぴの顧客①・②・③・④のどれも獲得が難しい…と考えているのだ。
それぞれの直接的な理由(だと僕が考えるモノ)は次の通りだ。
- 顧客①:ECサイトを構築して、積極的に商品を売っていく姿勢の施設が少ない
- 顧客②:コンテンツ制作を行いたいと考えている就労困難者が少ない
- 顧客③:『ふらとぴ』を応援する事により自社の価値が上がると考えている企業が少ない
- 顧客④:『ふらとぴ』のコンテンツを楽しむユーザが少ない
それぞれの根本的な理由(だと僕が考えるモノ)は次の通りだ。
- 顧客①:商品の売れ行きと施設の売上・利益に直接的な関係がほぼ無く、ふらとぴのECサイト構築サービスおよび製品PRコンテンツは施設運営者にとってインセンティブを感じるモノになっていない
- 顧客②:『ふらとぴ』に自分のコンテンツを掲載しても、実利が無い
- 顧客③:『ふらとぴ』を協賛しても広告効果が少ない
- 顧客④:『ふらとぴ』掲載のコンテンツがユーザにとって魅力的でない
このうち致命的なのは顧客①が集まらない理由についてだ。
顧客①の数が増えれば、顧客③にとっての『ふらとぴ』の価値も高まり、ひいては『ふらとぴ』の売上にも繋がると思うのだが…。
顧客①にとって「イニシャルコスト & ランニングコストを費やしてまでECサイトの構築・運営をしたり、PRコンテンツの制作・掲載をする積極的理由がない」のであれば…顧客①を増やすためには顧客①に対するサービスを無料化するしかないのかもしれない。
その方向性で『ふらとぴ』の存在意義や運営方針を考え直してみたいところだ。
他にも顧客④に対する訴求力を上げるために「テキストコンテンツ主体のサイト運営」も見直しを図りたい。
今の時代、無名の人間が作るテキストコンテンツなんて、誰も読まないからだ。
この2点を改善する事により、顧客①と顧客④の数を増やし、顧客③にとっての『ふらとぴ』の価値を上げ、それにより稼いだお金を顧客②に還元するエコシステムを作り上げたいと思う。
今後のチョッピーの身の振り方について考えていること
これはもう本当に個人的な話だ。
極めて単純化すると「『ふらとぴ』で利益が上がらないので、他の稼ぎ口を探さなければならない」となる。
うーん…どこで働けばいいのだろうか。
とりあえず可能であるならば正社員として雇われるのがいいのだが…問題は業種だ。
僕に何が出来る…?
システムエンジニアとして11年間、働いていたので、その働き方なら出来るとは思うのだが…。
システムエンジニア…。
あのお仕事、社会にとって役立つ業種だとは思えないんだよな…。むしろ害の方が多い。
このあたりを深掘りしたい方は「木村岳史の極言暴論!」などをお読みください。基本的に僕の考え方はこちらのコンテンツでひたすら言われ続けている内容と同じです。
しかし、社会にとって役に立たない業種であっても、それに就ければ金が稼げるのは間違いない。
であれば、それを中心に職を探すしかないんだろうな…。
それでも職が見付からなかったら…?
その時はその時で、また、どうにか考えるしかあるまい…。
まとめ
『ふらとぴ』の運営に関しても、僕の身の振り方についても言える事なのだが、僕はどうやら「お金を稼ぐためには社会を良くする活動をする必要がある」という勘違いをしていたような気がする。
「勘違いをしていた」と言うよりも「そうであると信じたかった」という表現の方が適切かもしれませんね。
お金に繋がる仕事とは「ユーザが、自分自身の欲望を満たせると感じたモノ」なのであって、それが「社会貢献に繋がるかどうか」とは関係がない。
だから社会課題を解決する活動であっても、それが自分たちの利益に繋がらないのであれば、人はそれを行わない。
それは仮に本来であればそれをすべき立場の組織・人間であっても同じ事だ。「べき論」で人は動かない。
また、労働の成果が社会貢献に1ミリも繋がらないとしても、ユーザが満足さえすればお金は支払われる。
労働は必ずしも社会を良くしない。それどころか、行えば行うほど社会を悪くしていくだけの労働もある。また、社会を良くする活動は必ずしも金銭的成果を上げられるとは限らない。そして、生きていくためには金銭的な成果を上げられる労働を行う必要がある。
結局、ある種の人間は、社会的には何の意味も無い労働を行い、生活の糧を得て、その傍らで社会を良くする活動を無償で行うしかないのかもしれない。
それはどう考えても持続的ではないし、社会的に価値のない行動に労働力を費やすのは虚しくて仕方のない事ではあるのだが…。
僕は今までの人生で、そうとしか生きられないような選択をしてきてしまったのだから、今更それを嘆いても詮無きことだ。
本当は『ふらとぴ』を成功させることで、そんな人生からの脱却を図ろうとしているのだけれど。死ぬまでに一度だけでも良いので「価値のある労働」というものをしてみたいのだ、僕は。
取っ散らかっている上に絶望的な雰囲気のまとめになってしまいましたが「窮地に陥っている起業家のリアルな思考」の実態はこんな感じなのです。
本日の締め
今回は今後の『ふらとぴ』運営の方向性および僕ことチョッピーの身の振り方について、現時点での僕が考えている事を、出来るだけそのままの形でお伝えしました。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
なお、僕は今後も活動内容をブラッシュアップさせながら「持続可能な形での社会課題の解決方法」を探り続けていく所存です。何も諦めてはいません。