【げぇむのよこみち】第75回:【感想文】『スーパーロボット大戦30』体験版を遊んで

げぇむのよこみち

こんにちは。好きなロボットはダンクーガ、横道それ夫です。

今回は10月15日に突如配信された、スーパーロボット大戦30の体験版のお話です。

ひとまず宇宙編をプレイし終えた時点で感じたことを綴りました。

シナリオについての言及はありませんが、発売までネタバレを完全シャットアウトしている方は念のためご注意ください。

※本記事はNintendoSwitch版に準拠しています。

スーパーロボット大戦30
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割と大幅なUI変更について

戦闘シーンのHP・EN表示が円形に

敵・味方のHP・ENゲージが円形になり、左右の画面端にキュッと収まる感じになりました。

これにより、ゲージ自体はちょっと見づらくなった印象ですが、画面中央が広く空いたことで戦闘アニメーションをよりダイナミックに魅せられるようになっています。

本作ではユニットの高等身化が顕著ですので、それらを画面にしっかり収めるための工夫なのかなと思っています。

マップ上で戦況が確認できるように

今までは「戦況確認」みたいなコマンドを選択して敵の残数を確認していましたが、本作ではマップ左上に常時、戦況が表示されるようになりました。

それほど常時必要とする情報でもないですけどね。

インターミッション画面がちょっとスタイリッシュに

過去作だと「ユニット情報」や「強化パーツ」「養成」といった各コマンドがクソダサデカ表示でドン!ドン!ドン!と並んでいたインターミッション画面がちょっとスタイリッシュになりました。

各種コマンドが左側に集約されて、真ん中にエリアマップ?的なものが表示され、右には撃墜数上位パイロットがスライドショーチックに表示されるようになりました。

ただ、スタイリッシュになった分、HP・EN表示と同様、ちょっと見づらくなった印象です。

これらUI変更について感じた印象を一言で表すと…スマホゲーっぽくなったね。

戦闘アニメーションについて

アニメーションは大人しめ?

等身が上がって、ビジュアルはシャープさが増しました。

高等身化は賛否ありますが、過去作の時点で既にずいぶん高等身化していた(トールギスとか)ので個人的にはそれほど違和感ありません。

肝心のアニメーションは、グリグリ動くというよりはカットインをうまく利用して動いてる感を演出してる印象です。(VXTでもこの傾向はありました)

過去作同様、ユニットによって質がずいぶん違ってくるはずなので一概に言えませんが、割と落ち着いたシンプルなアニメーションかな、と思います。

OGシリーズみたいな派手さも大事ですが、長すぎると結局スキップしてしまうので、これくらいでいい気がします。

気になる暗転

結構気になったポイントです。

本作では敵の攻撃を回避→反撃や、メイン機攻撃→援護攻撃の間に画面暗転が入ります。

最近のスパロボでは、このあたりの演出はシームレスだったので、実質劣化の印象が強いです。

ロードがあるわけではないのですが、暗転が挟まるので戦闘のリズムが少し悪いですね。

メイン機がスッと下がって、援護ユニットが「こちらも続くぜ!」みたいに出てくるのが好きでした。

AOSアップデートについて

VXTで言うところの「TACカスタマイズ」「Magicカスタマイズ」「TACマネージメント」に該当する要素ですね。

今回はオリジナルの旗艦「ドライストレーガ」をカスタマイズしていく、という設定になってます。

項目、多すぎなのでは??

上記のTAC系が18項目(各レベル3×6段階)だったのに対して、本作のは全部で…何項目あるんだ??

パイロット養成に関わるポイント(PP)とは別の独立したMxPというポイントを消費するので、ポイント管理にそこまで気を配る必要はなさそうです。

ちなみに、これで解放できる要素は「ユニット・武器の改造費用-〇%」みたいなものから、ドライストレーガの性能そのものをアップさせるものまで多岐に渡っています。

最近のスパロボの傾向を考えると、どう弄っても(なんなら無改造でも)詰むことはなさそう。

むしろ、ちょっと縛りプレイしないとドライストレーガがヤマト級のぶっ壊れユニットになりそうな雰囲気あるんだよなぁ。

ExCまわりは少し弱体化?

VXTを超絶ヌルゲー足らしめた「ExC」システムは本作でも健在です。

ただ、全体的に少しコストが重くなっているので、従来のような「ずっと俺のターン(しかもクリティカル)」みたいなことにはならなそう。

と、思っていたのですが、前項の「AOSアップデート」内に、「ExC」のコスト軽減・効果アップ・持続強化など、エグい強化項目が潜んでいました。

本作でも、好きなユニットで好き放題、戦場を駆け巡ることができそうです!(良くも悪くも…)

ミッションセレクトについて

正確には「タクティカル・エリア・セレクト」と言います。

「タクティカル・エリア・セレクト」は、本作の新システムであり、プレイヤーが複数存在する戦域から任意のポイントを選ぶことによってストーリー展開や機体とキャラクターの入手順番が変わります。また、特定のエリアにあるミッションを選択し、プレイすることによって資金や経験値稼ぎも可能です。

システム タクティカル・エリア・セレクト | スーパーロボット大戦30

これによって、メインシナリオのみの最短プレイや、任意のタイミングでの稼ぎプレイなど、従来と比べると自由度の高いシナリオ攻略が可能になりました。

ただ、個人的にはコレすっごく嫌です。

なぜか?

選ぶ際に、次のシナリオのタイトルが分かってしまうから、です。

ご丁寧にあらすじまで書いてくださって…正直、ありがた迷惑。

僕の中にあった、スパロボをプレイしているときの楽しみがひとつ奪われました。

横道それ夫
横道それ夫

次はなにが来るかなぁ、のワクワク感が無くなってしまうやん!!これは痛い!!!

「もっと効率的にプレイしたい」とか「好きな作品をなるべく早く参戦させたい」とかの要望があったんでしょうね。

あ、でも、周回プレイの際には最短ルート選択は便利かもしれん!

単純に改悪とは言えないかも…うーん、むずかしい。

そうそう、話はそれますが、セレクト画面にある「解放条件」、ずらーーーーーーっと項目が並んでる様を見て思いました。

スマホゲーっぽくなったね。

おわりに

VXTを区切りとして、ここから新しい時代のスパロボをつくろうという気概が伝わってきます。

UIがスマホゲーっぽくなっているのも、現在ゲームをプレイしている主な世代に受け入れられやすいデザインにした結果なのかなぁと思います。

文章から伝わると思いますけど、オッサンゲーマーの僕にはイマイチ印象がよろしくないです。

でも「前の方がよかった!」「スパロボはこうあるべき!」とか言い出したら終わりですから…。

横道それ夫
横道それ夫

「お前向きに作ってねぇんだわ」を甘んじて受け入れます

Vガン出るし、30周年記念作品だし、主人公のアズちゃん可愛いし、まぁ買います。

今日もふらとぴにお越しいただきありがとうございます。ではまた!

コンバトラーVおるんやから、ボルテスVはDLCじゃなくて最初から入れとけや!と思いました!!

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