【げぇむのよこみち】第17回:『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』の続編はまだですか?

げぇむのよこみち

こんにちは。休日は部屋に引きこもって積みゲー消化中の横道それ夫です。

積みゲー、ホント減らないんですよね。

先日プチ断捨離をして、その際にもうプレイしなさそうな積みゲーは処分したりもしたのですが…。

酸素濃度と重力は据え置きの「精神と時の部屋」が欲しい。

さてさて今回はその積みゲーをひとつ消化しました。『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』です。

今更ですよね、そう思います。でも書きます。ほぼネタバレもなしです、どうぞ!

BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣

概要

「ブルーリフレクション」略して「ブルリフ」。

コーエーテクモゲームスのガストブランド(アトリエシリーズとかつくってるところ)から2017年に発売されました。

BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣【ブルリフ】
現代の学園と美少女とファンタジーが融合した、少女たちの等身大の青春を描く”ヒロイックRPG”。略称は【ブルリフ】

ジャンルは「ヒロイックRPG」。Playstation4とPlaystationVita版が発売され、現在はsteamにも対応しています。

横道それ夫
横道それ夫

少なくとも3年前のゲームが積まれていたという事実…アカン…

キャラクターデザイン&監修を「ロロナのアトリエ」から続く「アーランドの錬金術士」シリーズで知られる岸田メル氏が担当したことで当時話題を呼びました。

ちなみに「鋼の」は「錬金術師」ですが、アトリエシリーズは「錬金術士」です。

豆知識です。

舞台は夏休み前のとある女子高。主人公「白井日菜子(しらいひなこ)」と彼女を取り巻く友人たちの絆を描く作品です。

作風はいわゆる「変身ヒロイン」「魔法少女」モノっぽい感じ。

3Dモデルが秀逸

岸田メル氏が繊細なタッチで描いた少女たちの雰囲気をうまく3Dモデルに落とし込めてますよね。

実はPS4以降のガスト作品をプレイしたのは本作が初なので、ガストの技術の上がりっぷりにビックリしました。

初代「ロロナのアトリエ」のチンチクリン具合も今は昔。

動きは非常にゲーム的(モーションキャプチャとか使ってない感じ)ですが、メインキャラクターは全員「あ、カワイイ」と思わせるハイレベルなモデリングです。

ちょっと露骨なカメラアングルが多いですけどね。ギリギリへのこだわり。

舞台となる学校の雰囲気もイイ!

ゲームの学校と言えば近代的なデザインやピカピカの建物など、それはそれで憧れる雰囲気を醸し出すものも多いのですが本作はそうではありません。

ズバリ「ちょっと汚い」。

いや、完全に誉め言葉で言ってます。なんというか非常にリアルなんですよ。

黒板に拭き残しのチョーク跡が残ってたり、グラウンドの倉庫のドアが錆びてたり、ロッカーの荷物がグチャグチャに散らかってたり…。

色んなところが「ちょっと汚い」ことによって、そこに確かに学校生活があるという空気感を非常に上手く再現しています。

おそらく多くの人が共感できるであろう学校風景の「あるある」がそこにあります。

光と影の演出がイイ!

光と影の演出によって透明感のある世界観をキレイに表現しているなぁと思いました。

決して「リアル」ではないのですが、キャラクターの髪のツヤや変身後の衣装に見られる透けた生地の雰囲気をよりよく魅せるために工夫がなされている印象。

結構こだわって作ったんじゃないでしょうか。先述のモデリングや舞台の雰囲気をよりよく魅せる演出にも一役買っています。

そして「濡れ」の演出

こう…いろいろ作り込んだところを無駄にしないためと言いますか…こちらは「リアル」さの追求と言いますか…。

雨に打たれたり水に落ちたりすると髪の毛がペチョーっとなって、着ている服も濡れます。

着ている服も濡れます。

彼女たちの制服はセーラー服。あとは…わかるな…?

横道それ夫
横道それ夫

うーん、これはCERO:C!!!

ちなみにこの「濡れ」表現は、ガストのアトリエ最新作「ライザのアトリエ2」に生かされるらしいですよ。素晴らしいですね。

総じてグラフィックに関しては3年前の作品という感じはしません。今プレイしても十分な水準でした!

もちろんラスアス2とかツシマと比較するのは論外。そういうゲームではない。

「ひと夏の物語」としてキレイにまとまったストーリー

ストーリー全体の起伏はやや少なめですが盛り上がりに欠けるということもなく、学校という狭い舞台の中で登場人物の関係性をうまく描いていると思います。

一部登場人物の発言や行動の変化にご都合主義すぎる部分もありますが、それも含めて割と王道なストーリー。

男女問わず本作のストーリーを受け付けないor共感できないっていう人はあまりいないと思います。

「プリキュア」シリーズの明るい雰囲気と「まどか☆マギカ」や「結城友奈は勇者である」あたりのヘビーな雰囲気を足して2で割って「カードキャプターさくら」ソースをサラッとかけた感じ。

え、分からない?でしょうね!僕もうまく言えた気がしません。

とても爽やかな余韻を残す作品です。じゃあ「まどか☆マギカ」じゃないね。

僕のお気に入りキャラは次の3人です

どうでもいいですか?まぁそう言わず。

  • 真田凛
  • 芳村梨佳
  • 三井香織

くいしんぼうキャラの凛ちゃんはキャラデザ時点で明らかに他キャラとシルエット違うよね。そこがイイ。

BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣
現代の学園と美少女とファンタジーが融合した、少女たちの等身大の青春を描く”ヒロイックRPG”

若干ネタバレですけど、クライマックスのセリフもこの3人がカッコイイと思う。

もちろん他のキャラも魅力たっぷり。岸田メル氏のデザインは本当に素晴らしい…。

ちなみに過去に実施された人気投票の結果は以下。まぁ分からんでもない。

BLUE REFLECTION キャラクター推しメン人気投票
『BLUE REFLECTION』に登場するキャラクターの中で、あなたのイチ推しキャラクターに投票しよう!

2出してください、2

特異点は1つじゃない。主要キャラは全員高校1年生。

などなど次回作に繋げられる要素たくさんありますし、ぜひ2を作ってくださいよろしくお願いします。

なんて思ってたらキャラデザ&監修の岸田メル氏がそれを臭わせるツイートをしてたんですね!

ぜひ!今度はスペシャルコレクションボックス買いますので。

おわりに

本作に限らずですが、ガストは優しい雰囲気の作品を作るのが非常に上手いですよね。

アトリエシリーズが支持されているのも分かります。

オッサンの僕はエリーの頃からファンですよ!

本作もぜひ「ブルリフシリーズ」と呼ばれるような息の長いシリーズになるといいなぁと思います!

今日もふらとぴにお越しいただきありがとうございます。ではまた!

積みゲー消化計画を立てないといけませんね。新作買ってる場合ではない。

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