『よく降るものだ、降つた降つた』其中日記1935年6月30日の記述です。
そんな日に詠んだのは、
降りつづける水音が身のまわり
外に雨音がしているだけではなさそうですね。身のまわりに迫ってますから。
家の天井から雨漏りですかね。
タライで雨漏りの水を受けたことありますか?
私はあります。
私の実家、大雨が降ると雨漏りします。放っておくとそこいら中びっしゃびっしゃです。
ですから、大雨の予報なら、私が実家に急行してバケツやらタライやら並べまくります。
山頭火さんも、きっとあれこれ部屋の中に並べてますね。鍋とかヤカンとか。
雨漏りは、当然濡れるのが困るわけですが、あと結構、音が煩くてうんざりします。
タライとかに落ちる水の音。一定のリズムがあることが、余計に気分を逆撫でします。
山頭火さんの身のまわりも、この日、ぽたぽた音が止まらなかったんでしょうね。
ちなみに、私はタライの底にタオルを敷いたりして消音します。でもまあ気にはなります。
2022年6月28日。私の住んでいる近畿地方は梅雨明けしました。早っ。
バケツもタライも私の緊急出動も出番無しです。
雨あがりましたか、そうですか。
気分はまだ晴れませんか、そうですか。
雨があがれば、もう夏ですね。