【げぇむのよこみち】第80回:【雑談】スパロボ30、控えめに言って…傑作ッ!!

げぇむのよこみち

こんにちは。コタツを買いました、横道それ夫です。

さて、みなさんスパロボ30やってますか?

発売から1か月が経とうとしているので、既にクリア済みという方も多いかもしれません。

ちなみに僕は(寝落ち含めて)48時間ほどプレイしていますが、未クリアです。

今回はそんなスパロボ30のレビューっぽい雑談です。(なお、「分かってる人」向けの内容になっており、なんの補足もなく略称や用語が登場しています)

注意:少々ネタバレを含みます!

正直、期待してなかった

発売前、買うかどうか迷うレベルでした。

体験版をプレイした時点でも、あまりいい印象がなかったというのが正直なところ。

  • DLC含めた全コンテンツを購入すれば18,000円を超える価格設定
  • 30周年というには若干微妙な印象を受ける参戦作品
  • UIのデザインやオートモード搭載などソシャゲっぽい変更点

この辺りが特に気になっていたポイントでした。

特に参戦作品については、VXTの満足度が個人的に凄まじかったこと、参戦が熱望されていたであろうオルフェンズを雑に有料コンテンツにしたことが、僕にネガティブな印象を与えました。

横道それ夫
横道それ夫

でも、スパロボはGB版の「第二次スーパーロボット大戦G」から遊んできた大好きなシリーズ…その30周年記念作品を買わずしてどうする。

結局、迷いながらも、これでダメだったら僕のスパロボ人生も終わりさ、と思いながら…発売日翌日に全部入りを購入しました。

蓋を開けてみれば…

超面白い。

体験版をプレイしたときの感想は、時間を追うごとに見事に覆されていきました。

特に気になっていた「タクティカル・エリア・セレクト」ですが、贔屓の作品のエピソードを優先して進めたり、キャラクターの参戦時期を変えることでストーリーに若干の変化を持たせたりと、遊び方に幅が生まれて非常にイイ感じでした。

横道それ夫
横道それ夫

アムロを仲間にしてからカミーユを仲間にするのか、あるいはその逆だとどうなるのか…みたいな展開の違いをほとんど矛盾なく演出してるのは凄い。

また、次のシナリオ名が分かってしまうので進めるワクワク感がない…と思いきや、シナリオ名からだけでは予想できないキャラクターの登場などもあり、これまた見事。

戦闘アニメーションについては基本武器系はシンプルな演出が多いですが、必殺技系はズームなどカメラアングルで魅せ方が工夫されていて、なかなかに飽きさせません。

特にマジェプリのレッドファイブあたりはテンポと派手さが両立されていて、2Dスパロボ演出の極致みたいな素晴らしさです。

要するに…

横道それ夫
横道それ夫

結局、僕みたいな素人の批判なんて優に超えてきてるわけですよ。体験版の感想文で「全体的に微妙」だと言ったな。あれはウソだ。

ガンダム系のクロスオーバーが見事

ここからは少しネタバレになるのでご注意ください。

本作は全体的に各参戦作品のクロスオーバーが綺麗で非常に読み応えがあるのですが、その中でもガンダム系のクロスオーバーが見事です。

もっと具体的にピンポイントで言うと、「シャアの立ち位置」です。

本作におけるシャアは、『逆襲のシャア』で連邦に反乱を起こした「シャア・アズナブル」を経て、再び『機動戦士Zガンダム』の「クワトロ・バジーナ」を名乗るという、過去のスパロボにおいてもあまり記憶にない立ち位置でストーリーに登場します。

当然、大規模な反乱を引き起こした張本人なので、アムロやカミーユはもちろん、兜甲児や流竜馬など他作品のキャラクターからもボロクソに叩かれて針のむしろなのですが、シャアとしては史上最も救われている扱いだと感じました。

人類に絶望したシャアが、もし第二次ネオ・ジオン抗争を生き残って、ラプラス戦争を経て、ウッソ達のような「人類の可能性」に再び巡り合えたら…。

一年戦争から続く悲しみや絶望、因縁を乗り越えて、「シャア・アズナブル」ではなく「クワトロ・バジーナ」として再び戦いに身を投じる彼の物語は、割とマジで必見だと思います。

DLCの「ジャブロー、再び」がめっちゃよかった。

このシャアが見られただけでも買った価値があったなぁ。

おわりに

未クリアではありますが、控えめに言って、30周年記念作品の名に恥じない傑作スパロボです。

体験版の感想文ではいろいろ偉そうなことを言ってしまい、申し訳ありませんでした。

特に、シャアを絶望から救ってくれてありがとうございます。「援護攻撃+4」にして、アムロ・カミーユ・ウッソと共闘させています。

本日もふらとぴにお越しいただきありがとうございます。ではまた!

戦闘BGMは「颯爽たるシャア」です!!

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