こんにちは。スーツ大好き、チョッピーです。
豊かさ
ミニマリストの方っていらっしゃるじゃないですか。
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。
ミニマリストとは|コトバンク
あの生き方、良いな…って思うんです。
というのも、どうにも僕は部屋をモノでゴチャゴチャにしてしまいがちで…。
ある時、一念発起してモノを捨てまくって部屋を綺麗にして以来、
モノが少ないと部屋が片付いて素晴らしい! モノがたくさんあるのは良くない! モノは出来るだけ捨てるべきだ!
という考え方が沁みついてしまったのだ。
とはいえ前職でガチミニマリストの後輩が
僕の家には冷蔵庫もありませんよ。近所のコンビニが僕の冷蔵庫です。
とドヤ顔で言っていたのを聞いた時には
えー、料理できないじゃん。それは憧れないな…。
と思ってしまったが。
同じミニマリスト志向であったとしても、「必要最小限」の程度は人によって異なるんでしょうね。
神は言っている
僕は昔から制服や礼服などの「必要に応じて着なければいけない服」に愛着がない。
基本的にクソ野郎なので「他人・社会から要請されて自分の意志がないがしろにされること」に不快感を感じてしまうのだ。
なので、在宅が基本の今のお仕事に就いてからは、冠婚葬祭に着ていけるようなスーツは1着も買っていない。
もともと持っていた服も破れたり汚れたりで、捨ててしまった。だから、今の僕はスーツを1着も持っていない。
普段使いしませんからね、スーツ。
とはいえ、1年に数回、冠婚葬祭に出席する機会はある。
そんな場合はどうする?
まさかジーパンとTシャツで行くのか? そんな装備で大丈夫か?
もちろん「問題ない」と言っても「ジーパンとTシャツで問題ない」と言っているワケではない。
現在は「所有から利用へ」の時代。
音楽・映像・車・家…どんなものにでもサブスクやレンタルを行ってくれる会社がある。
もちろん礼服をレンタルしてくれる会社もある。だから、問題ない。
その中でも僕がよく利用するのは「礼服レンタル.com」。
このサービスを利用すれば、いつでもどこでも安価に礼服がレンタルできるのだ。
今の時代、ワザワザ高いコストを払ってまで利用頻度の低い商品を買う必要など無い。
なんて合理的! 素晴らしいぞ!
ぐわははははははは!
需要と供給
実は今月(11月)の23日に祖母の一回忌がある。
よ~し! 久しぶりに礼服レンタル.comを利用するぞ!
意気揚々とサイトにアクセスする。
目を疑った。
誠に申し訳ございませんが、諸事情により当面の間休店とさせていただきます。
礼服レンタル.com公式サイト
現時点でご注文をいただいている方については、個別にご連絡を差し上げます。大変ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちいただくようお願いいたします。
はぁ~!?
慌てて他の礼服レンタルサービスを調べる。
いくつかあるが…
23日に使える礼服を貸し出しているサービスが見付からない!
「所有から利用へ」の大前提は、それを滞りなく提供してくれるサービスが世の中に存在している事だ。
街中にコンビニが無数に点在しており、そのそれぞれが365日24時間、常に在庫を切らすことなく営業してくれるからこそ、僕の後輩は
僕の家には冷蔵庫もありませんよ。近所のコンビニが僕の冷蔵庫です。
などと言えたのだ。ドヤ顔で。
それが途絶えた時、人はどうなるか。
うぅぅ…。
嘆き、悲しむしかない。
合理化
いつまでも嘆いていても仕方ないので、スーツカンパニーに買い物に行った。
まぁ、スーツはあっても困らないしね…腐るモノでもないし…いつ使うか分からないし…。
店員さんに体のサイズを測ってもらって、服を探す。
どうやら2着買うと1万円の値引きがあるようだ。
まぁ、スーツはあっても困らないしね…腐るモノでもないし…いつ使うか分からないし…。
試着してみる。うん、まぁ…馬子にも衣装って感じ。意外な事に気に入った。
やっぱりスーツは自分のモノを持っていた方が良いのかもしれないね。
2着買う事にする。
お値段は諸々込みで7万円くらい。1万円引いても6万円。
吐血した。
ぐふぅ…痛すぎる出費…でも、コストを払った方が愛着が沸くだろうし…スーツは自分のモノを持っていた方が良いのかもしれないし…あっても困らないしね…腐るモノでもないし…いつ使うか分からないし…。
何が「所有から利用へ」だ。
スーツなんか自分で所有してた方が良いに決まってるだろ!
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
人生、何も上手くいきませんね。