【Daily Choppy !】第198回:パブリックイメージは出来るだけ本性と近づけた方がいいよね、という話

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こんにちは。チョッピーです。

本日の記事の内容について

今回はチョッピーが最近、感じている事を時事ネタと絡めて記載していく随筆です。よろしくどうぞ。ちなみに結論は記事タイトルの通りです。

芸能人の不倫が話題ですね

最近、とある芸能人夫婦の不倫の話題が世間を騒がせていますね。

僕は個人的には芸能人の誰が誰と付き合おうが、別れようが、不倫しようが、子供が生まれようが、逮捕されようが、極論、死のうが、全てどうでもいいタイプの人です。これが知り合いならば気になる事もあるのでしょうが、正直、多くの芸能人の方々は僕と何の関係もない他人なので。

ちなみに僕はテレビを持っていないのでワイドショー等でのご意見はあまり知らないのですが、最近はTwitter等では「他人の不倫で騒ぐな」という意見もみられる様になりましたね。

僕も上述した通りこの意見に賛成です。不倫に関わらず芸能人の麻薬使用に対する過剰なバッシングなどに対しても基本的には「他人の行いに、それとは関係のない人間が過剰に騒ぐのはどうなの?」と思うタイプの人間です。

もちろん不倫は不法行為なので一般市民として「不法行為はよくない」と思ったり、それを表現したりする事は自由です。ただ、僕はそれを過剰に騒ぎ立てる風潮には辟易しています。

騒ぎたくなる気持ちも分かる

とは言え今回の芸能人夫婦の不倫問題に関して騒ぎたくなる方々の気持ちも個人的には分かる気がします。

僕は芸能情報に疎いので話題の夫婦を妻・夫ともに「どういう人で何をしているのか」などの情報を全く知らなかったのですが、どうやら聞くところによると今回、不倫をした夫の方はファミリー向けのイメージで売っている人物であり好感度が高かったらしいですね。

芸能人の方って、その存在自体が商品じゃないですか。芸能人のファンは彼らの行動や雰囲気から醸し出るイメージを消費している。広告代理店はそのイメージを利用して商品に権威付けを行っている。そして芸能人は自らのイメージの対価としてギャラをもらっている。

そういう商品を売っている方々が商品イメージ(=芸能人の個別のイメージ)と異なる行動をしてしまうと、それは商品を購入している側(広告代理店や一般消費者)からすれば「過去のイメージは優良誤認であり私達は騙されていたのだ」と感じてしまっても仕方ないんじゃないかなぁ…と思わなくもありません。

商品・サービスの品質を、実際よりも優れていると偽って宣伝したり、競争業者が販売する商品・サービスよりも特に優れているわけではないのに、あたかも優れているかのように偽って宣伝する行為が優良誤認表示に該当します。
なお、故意に偽って表示する場合だけでなく、誤って表示してしまった場合であっても、優良誤認表示に該当する場合は、景品表示法により規制されることになりますので注意が必要です。

優良誤認とは|消費者庁

一般人でも同じかもしれませんね

さて、ここまでは対象を芸能人に絞って書いていきましたが、これって僕達の様な一般人にとっても同じかもしれませんね。もちろん芸能人でない人々は一般的にはイメージを商品にしてはいないと思うのですが、多くの人は日常生活において他者をイメージでとらえています。

なので、本人が感じているイメージと異なるふるまいをしてきた人に対して「裏切られた」という感情を抱くのだと思うのです。最悪な場合は「期待していたのに残念だ」みたいな「勝手な想像を基にした誹謗中傷」なんかをしてしまったりもするわけです。

これって誰のためにもならないと思うんですよね。これを防ぐためには僕達、一般人もあらかじめ「パブリックイメージを本性と近づける努力」をした方がいいのではないかと思います。

特に昨今はSNS等で簡単にセルフブランディングが可能なので、その使い方を間違ってしまうと「分不相応なくらいの理想的な人間」などを演じてしまう事もあるのではないかと思います。

そうなってしまうと大変ですよね。間違って本性が出てしまった際に「裏切られ感」を感じてしまう人が出てしまい結果的に自分自身に不利益が生じてしまう可能性すらあるわけですから。

その様な悲しい事態を防ぐために僕は「パブリックイメージは変に飾り立てない方がいいんじゃないのかな?」と思っています。だって、よほどの演技力・演出力が無い限り本性って隠せないでしょう。それなら最初からパブリックイメージを本性に近づけていた方がいいと思います。

それでも「どうしてもパブリックイメージを飾り立てたい」という人は、本性の方もパブリックイメージに近づける必要があるのでしょうね。具体的には「良きパパ・良き夫」や「良妻賢母」というイメージを維持したい人は不倫をしてはいけないし「キラキラした人」でありたい人は家でゴロゴロしながらお菓子を食べたり惰眠をむさぼっていてはいけないのでしょう。

パブリックイメージを本性に近づけるのか、それとも本性をパブリックイメージに近づけるのか。どちらを選ぶかは、人それぞれでしょうけれども。

本日の締め

今回は時事ネタに絡めて僕が最近考えている事を記載してみました。お楽しみ頂けたでしょうか。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

ちなみにこんな記事を書いている僕自身は「セルフブランディング」や「パブリックイメージの操作」がひたすら苦手です。誰からどういう風に思われているのかすら全然わかりません。セルフブランディングが上手な人は尊敬します。本当にスゴいと思います。

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