こんにちは。チョッピーです。
本日の記事について
今回はチョッピーが新型コロナウイルスに関して思うところを語る随筆です。
本文
もう一ヶ月ほどになるだろうか。世間はずっと大騒ぎだ。何に？ 言うまでもない。新型のコロナウイルスである。
この新型のウイルスが世間で騒がれだしたのは何がきっかけだっただろう？ おそらく中国の武漢での多数の感染者発覚が事の始まりだ。
それからあれよあれよという間に日本でも豪華客船の停留に始まり、政府によるイベント開催の自粛要請や突然の一斉休校要請、謎のトイレットペーパー買占め事件、不要不急の外出の自粛、国家間の人の移動の制限、全世界的な株価の急落…と新型コロナウイルスを起因とした騒動は続いている。
先日の全世界的な株価の下落により今回の新型コロナウイルス騒動が経済に与えるダメージはリーマンショックと同等だとも、それを超えるとも言われている。なんとも恐ろしい話だ。
株価が下がると企業価値が低下し、企業は資金調達が難しくなり実体経済に影響が出る。実体経済に影響が出ると企業はコストカットのために人件費を削る。具体的には採用を絞り、給料を減らし、人を解雇する。
そうして社会に出回る金銭の総量が減る。つまり景気が悪くなる。そして社会は停滞していく。
新型コロナウイルスが世の中に間接的に与えた、また、これから与えるであろう影響は甚大だ。ただ、僕は思うのだが新型コロナウイルスは本当にここまでの影響力を持つ脅威なのであろうか。
僕は疫学に関する専門的知識を有する人間ではないので、ここで新型コロナウイルスの直接的な脅威に関してエビデンス等を用いて持論を述べる事はしない。ただ、あくまでも素人の印象論としては新型コロナウイルスの直接的な脅威は通常のインフルエンザ等の感染症と比べた場合に、特別、大きな規模であるようには思えない。
新型コロナウイルスが全世界をこれほどまでに震撼させている理由は、その全容がいまだに解明されていない点にあると思う。人は正体不明なモノを恐れる。どの程度の影響力があるのか不明で、さらに、それに感染した場合の特効薬が現時点では存在しないという事実が人を恐怖に陥れている。
予測不可能性という観点から考えると、人々が普段利用している車・鉄道・飛行機なども、いつ事故に巻き込まれて命を失ってしまうか不明…という意味では新型コロナウイルスと同じ様にも思えるのだが、それらは正体不明ではない。どういう風に作られ、どういう原理で動いているのかが基本的には解明されている。少なくとも一般的には解明されている様に思える。だから人々はそれらを恐れない。
昔の人は天災や疫病などの正体不明な災厄を妖怪という形で表現していたと聞いたことがある。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉もある。正体不明なモノを恐れ、必要以上に怖がってしまうのは昔から人間に備わった性なのかもしれない。
そういう意味では、今回の新型コロナウイルスは正しい意味で現代の妖怪と言えるのだろうな…と思った。
本日の締め
しかし本当に大変な事態になってきましたね。これから数年間は不況が続くのかもしれません。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
僕はあまり深く考えずにいつも通り日々を楽しく過ごしていこうと思っています。
