【Daily Choppy !】第368回:ウイングアーク1st株式会社主催ウェビナー「Middle of コロナ 〜今、私たちができること〜 」を受講しました。内容を共有します。

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こんにちは。チョッピーです。

今回の記事について

ためになる! ウェビナー共有
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今回はチョッピーが受講したウェビナー「Middle of コロナ 〜今、私たちができること〜 」の内容を共有します。

ウェビナー「Middle of コロナ 〜今、私たちができること〜 」

ウイングアーク1st株式会社主催のウェビナー「Middle of コロナ 〜今、私たちができること〜 」を受講しました。

Middle of コロナ ~今、私たちができること~|ウイングアーク1st
チョッピー
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ちょっと待って! ウェビナーって何!?

ウェビナーの説明はこちら↓の記事をご参照ください。

セミナー全体概要

3部構成でした。

  1. 行動経済学が教えてくれる「今」を生き抜くためのデータの使い方
  2. 今こそ考えよう。これからを生きる「幸せ」と働き方
  3. パネルディスカッション「Middle of コロナ ~今、私たちができること~」

本記事では上記の「2」を中心に書いていきます。「3」は割愛します。

セミナー個別概要

行動経済学が教えてくれる「今」を生き抜くためのデータの使い方

講師:松本 健太郎 氏(データサイエンティスト・株式会社JX通信社 社長室 マーケティングマネージャー)

本セミナーの概要は以下の通りです。

データはただ単に集めただけでは役に立たない。適切な分析が必要となる。

また、データを解釈する場合には「意見」と「事実」を明確に分ける必要がある。同じものを見ても、同じ解釈がなされるとは限らない。

チョッピー
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この概要はあくまでもチョッピーの理解によるものだよ! 実際のセミナーではコロナ感染者数の推移を用いたデータの解釈についての解説や、大阪北部地震の際のデータの実例など、もっと情報量があったよ。でも、チョッピーの理解でまとめるとこうなってしまう。

感想としては「データ分析ってどうしても意思が介入するから難しいよね」と思いました。概要にも書いていますが、同じものを見ても同じ解釈がなされるとは限りませんもんね…。

たとえば今は7月で2020年が終わるまでは残り5カ月あります。これは事実です。これを「あと5か月もある」と解釈する人もいれば「もう5カ月しかない」と解釈する人もいるでしょう。そういう事でしょうね。

今こそ考えよう。これからを生きる「幸せ」と働き方

講師:前野 隆司 氏(慶應義塾大学 大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授)

本セミナーの概要は以下の通りです。

コロナ禍で緊急アンケートを行ったところ以下の結果になった。

  • 幸福度が下がった 20%
  • 幸福度が変わらない 40%
  • 幸福度が上がった 40%

興味深い。コロナ禍により無くなったモノで良かったモノの上位には「会議」や「通勤」が入っている。

経営には「幸せ」が大事。「Well-Being(健康・幸福)経営」と呼んでいる。幸せには色々な効用がある。具体的には以下の通り。

  • 幸せな社員は創造性が高い
  • 幸せな社員はうつになりにくい
  • 幸せな社員はパフォーマンスが高い
  • 幸せな社員は組織を活かす
  • 幸せな社員は離職しにくい
  • 幸せな人は健康で長寿
  • 幸せな人は利他的

実際の数値でも以下の結果が出ている。(ハーバードビジネスレビュー2012年5月号「幸福の戦略」P62~63出典)

  • 幸福感の高い社員の創造性は3倍、生産性は31%、売上は37%高い
  • 幸福度が高い従業員は欠勤率が低く、離職率が低い

さらに幸せは予防医学とも言えるデータもある。(Bruno S. Frey (University of Zurich), Happy People Live Longer, (幸せな人は長生きする)、2011年2月、Science,331, 542-3出典)

  • 先進国に住む多くの人で比較したところ、幸せを感じている人は、そうでない人に比べ、7.5~10年寿命が長い
  • 修道院の尼僧180人への研究。修道院に入所したとき幸せと感じていた尼僧の寿命は94歳。あまり幸せと感じていなかった尼僧の寿命は87年。約7年の差。
  • 期待寿命の1%の増加は、年間GDPの5%以上の増加と同等

幸福と所得の関係。ノーベル経済学賞を受賞したカーネマンの研究によるとアメリカでは年収が$75,000になるまでは感情的幸福は年収と比例するが、それを超えると感情的幸福と年収に相関はない。

地位財(金・モノ・地位)は長続きしない。非地位財(社会的Well-Being、身体的Well-Being、精神的Well-Being)は長続きする。

1500人へのアンケートにより「幸せの心的要因」を分析してみた。結果、幸せには以下の4つの因子があった。(「幸せのメカニズム」出典)

  • 自己実現と成長の因子「やってみよう」
  • つながりと感謝の因子「ありがとう」
  • 前向きと楽観の因子「なんとかなる」
  • 独立と自分らしさの因子「ありのままに」

パーソル総研との共同調査結果による「はたらく人の幸せ/不幸せ尺度」はそれぞれ以下の7因子から構成される事がわかった。(研究結果はこちらで発表済み)

はたらく人の幸せの7因子

  1. 自己成長因子(新たな学び)
  2. リフレッシュ因子(ほっとひと息)
  3. 他者貢献因子(誰かのため)
  4. 役割認識因子(自分ゴト)
  5. 他者承認因子(見てもらえてる)
  6. チームワーク因子(ともに歩む)
  7. 自己裁量因子(マイペース)

はたらく人の不幸せの7因子

  1. 自身抑圧因子(自分なんて)
  2. 不快空間因子(環境イヤイヤ)
  3. 評価不満因子(報われない)
  4. 協働不全因子(職場バラバラ)
  5. 疎外感因子(ひとりぼっち)
  6. 理不尽因子(ハラスメント)
  7. オーバーワーク因子(ヘトヘト)

みんなが幸せな世界を創りましょう!

チョッピー
チョッピー

繰り返しになるけど、この概要はあくまでもチョッピーの理解によるものだよ! さらに詳細が気になる人は出典書籍を読んだり、講師の前野さんに連絡を取ったりしてみよう!

感想です。「幸せ」って抽象的な概念ではありますが、それを感じる事による様々な成果は実際の数値として現れています。経営的な観点からも今後は「幸せな世界」を創っていく必要があると思います。

ふらとぴの理念が「Make everyone happy !」であるところにも通じる話です。

本日の締め

今回は僕が受講したウェビナーの概要と感想をお伝えしました。なにかの参考になれば幸いです。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

今後もセミナーなどを受講する機会があれば、積極的に共有していこうと思います。

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