こんにちは。ネイティブ別府ニアン、チョッピーです。
今回の記事について
現在、僕ことチョッピーはそれなりに長い期間(1月3日~1月11日)地元・別府に滞在している。
せっかくなので僕の考える「観光地別府の楽しみ方」を滞在期間別にご紹介してみたいと思う。
皆様のなにかしらの参考になれば幸いだ。
ここで紹介しているモノは、あくまでもチョッピーの独断と偏見に基づいた別府の楽しみ方です。ご了承願います。
はじめに
別府の基本的な楽しみ方について
別府は観光地だ。
だが、京都のように重要文化財や歴史・文化をメインに楽しむ場所でも、沖縄のようにマリンスポーツを楽しむ場所でも、軽井沢のように避暑を楽しむ場所でもない。
基本的には温泉地であり、保養のための街だ。
そのため別府には「癒し」や「療養」を求めて訪れると良いだろう。
アクティブな楽しみを味わいたい場合や、知的好奇心を満たしたい場合には上に挙げたような他の観光地を訪れる事をおススメする。
もちろん人間が住んでいる土地ですので、地域住民向けの神社仏閣や指定文化財などもありますが…個人的にはそれを目的に別府を訪れるのは、かなりマニアックな楽しみ方かなぁ…と思います。鬼滅の刃の聖地と化している神社があったりもするんですけどね。
滞在期間の分け方について
今回は次の3つの滞在期間別に別府の楽しみ方をご紹介する。
- 1泊2日 ~ 2泊3日程度の小旅行
- 1週間程度の滞在
- 1週間以上の滞在
別府には2,291の源泉があるため、滞在期間別の楽しみ方がわかっていなければ「選択肢が多すぎて、適切な楽しみ方が出来たのか不明」という状況に陥る可能性が高いのではないか…と考えるためだ。
なお、最初にお伝えしておくと僕が一番おススメする滞在期間は「3(1週間以上の滞在)」だ。出来れば数ヶ月 ~ 数年に渡って滞在して本格的に療養するのが良いと思っている。理由は後述する。
というわけで前置きが長くなりましたが本編をどうぞ!
別府のおススメの楽しみ方(滞在期間別)
1.1泊2日 ~ 2泊3日程度の小旅行
この滞在期間の場合は、ご利用の宿泊施設を中心とした楽しみ方をおススメします。
というのも、別府の旅館・ホテルには基本的に源泉かけ流しの温泉施設が用意されているからです。
食事に関しても満足のいくクオリティのモノが提供されている場合が殆どだと思います。
素直にそれを楽しみましょう。
逆に言うと別府に1泊2日や2泊3日の日程で旅行に来る場合はネカフェ・カラオケ・野宿などで夜を明かすのは全くおススメしません。旅館・ホテルの利用を強くおススメします。
また、この日程の場合、市街地を見て回る必要は別にありません。
別府は他の温泉地と異なり「観光産業としての温泉」に特化した街ではなく「市民生活の中に温泉が根付いている街」なので「The 観光地」的な名所はそんなに多くないのです。
どうしても街の観光をしたい場合は以下の2つの地域をおススメします。
また、限られた時間の中でお泊りの旅館・ホテル備え付けの温泉以外の温泉を楽しみたい場合は、以下をおススメします。
- ひょうたん温泉
→別府の温泉の最高峰の一角。温泉として唯一のミシュラン3つ星は伊達じゃない! - 杉乃井ホテル 大展望露天風呂 棚湯
→別府を一望できる、おそらく別府で一番眺めの良い温泉。ただし値段は完全に観光地価格。(と言っても1200円 ~ 2000円程度ですが)
なお、別府には駅前通りから海岸線にかけて、「北浜」や「元町」と呼ばれる飲み屋・風俗店などが軒を連ねる歓楽街が広がっています。
どうしても旅行中に「飲む・打つ・買う」を楽しみたい場合には足を運んでみても良いかもしれません。ですが、個人的には少なくとも「1泊2日 ~ 2泊3日程度の小旅行」の場合にはおススメしません。
クオリティやコスパ云々ではなく、せっかく別府に来ているのであれば温泉を楽しんだ方が満足感が高いのではないかと思うのです。特に限られた時間しかない場合は。
2.1週間程度の滞在
この日程での滞在の場合も基本的にはホテル・旅館への滞在をおススメします。
ただ、流石に1週間連続でホテル・旅館に宿泊するのはコスト的にかなり高くつきます。
それがキツい場合は airbnb でロングステイ可能な物件を探してみたり、いっそのことウィークリーマンションなどを利用するのもいいかもしれません。貧乏旅行でも大丈夫ならゲストハウスなども別府にはあります。
もちろんウィークリーマンションなどには温泉施設はついていませんが、その場合でも問題はありません。1週間程度の期間があるのであれば、別府市に点在する温泉を楽しむ時間は十分に取れるからです。
また、別府にはスーパー・百貨店・コンビニ・スーパードラッグなどの生活に欠かせない商業施設も十分にあります。1週間程度の生活であれば、困る事はあまりないでしょう。
よって、この日程の場合は宿泊施設を拠点に、別府市内のめぼしい温泉施設を楽しむのが良いでしょう。
僕が個人的に特におススメするのは次の温泉です。
- ひょうたん温泉
→別府の温泉の最高峰の一角。温泉として唯一のミシュラン3つ星は伊達じゃない! - 杉乃井ホテル 大展望露天風呂 棚湯
→別府を一望できる、おそらく別府で一番眺めの良い温泉。ただし値段は完全に観光地価格。(と言っても1200円 ~ 2000円程度ですが) - 明礬 湯の里
→クセの強い温泉が多い明礬温泉エリアの中では比較的入りやすい温泉。それでも乳白色の湯&硫黄臭は十分に楽しめます。 - 鬼石の湯
→内湯はもちろん、露天風呂のクオリティが半端じゃない。これが620円で入れていいの!? - 別府温泉保養ランド
→Top of クセ温泉。信じられない程、強烈な硫黄臭の泥湯が楽しめます。一週間くらい匂いが取れませんので、ダメになっても大丈夫な服を用意して向かいましょう。高評価と低評価が入り混じる、入る人を選ぶ温泉&施設です。なお、メインの泥湯は混浴。ここでしか味わえない経験がアナタを待つ! - 竹瓦温泉
→文化と伝統。別府温泉のシンボル的な位置づけの温泉です。泉質とかはさておき、とりあえず一度は入っておくと別府通ぶれるかもしれません。ただ、歓楽街の中にあるので周辺の風紀は最悪。思春期のお子様などは注意が必要かもしれません。ハッキリ言うと、このお風呂屋さんの周辺、大人のお風呂屋さん(=ソープ)だらけです。 - 柴石温泉
→市営温泉とは思えないクオリティの温泉シリーズ第1弾。大人300円でハイクオリティな内湯・露天風呂・蒸し湯が楽しめます。 - 堀田温泉
→市営温泉とは思えないクオリティの温泉シリーズ第2弾。大人300円でハイクオリティな内湯・露天風呂が楽しめます。 - 湯屋 夢たまて筥
→24時を回ってから温泉に入りたくなった時の救世主。26時まで営業しています。真夜中でも大人580円で安心できるクオリティの内湯・露天風呂・サウナ・水風呂が楽しめます。
滞在期間中、毎日、温泉に入ってみてはいかがでしょうか。かなり癒されると思います。
おそらく、それでも入湯料は1日あたり1,000円も必要ないのではないでしょうか?
なお、この日程の場合はそれなりに時間的な余裕もあります。「飲む・打つ・買う」を楽しみたい方は 「北浜」や「元町」 あたりをウロウロしてみてもいいかもしれません。
繁華街に関しては僕は詳しくありません。申し訳ございませんが個別のお店の情報などはご自分で色々と調べてみて下さい。
3.1週間以上の滞在
別府を訪れるのであれば、僕は圧倒的にこちらの超ロングステイコースをおススメします。
別府には「市民生活に密着した温泉」が数えきれない程あります。別府を最大限に味わうためには、長く滞在してそれらをしらみつぶしに楽しんでいくのが一番だと思うのです。
宿泊施設はウィークリーマンション・アパート・マンションなどをおススメします。別府は大都市ではありませんが11万人強の人口を擁する地方都市ではあります。おそらく日常生活には支障は出ません。
また、この超ロングステイコースの場合は、別府市各地にある温泉をひたすら巡って、自分好みの温泉を探すのが良いでしょう。
その際には別府市観光協会が企画する「別府八湯温泉道」というスタンプラリーを活用するのが便利ではないかと思います。
「別府八湯温泉道」は別府の温泉のうち約150程が参加しており、そのうちの88の湯を巡れば「温泉道名人」として認定されるスタンプラリーです。なんとすでに1万人を超える温泉道名人が登録されているみたいです。
また、超ロングステイの場合は温泉以外の別府の楽しみを味わう時間も十分にあると思います。
たとえばレンタカーを借りて、別府中をドライブしてみるのも楽しいのではないでしょうか。
個人的な別府のおススメスポットは十文字原展望台。別府が一望できます。
また、そのすぐ近くにある立命館アジア太平洋大学の学食は学生以外も利用できます。国内にありながらにして異国情緒が味わえる謎の学食です。お時間があれば是非どうぞ。
…あとはそうですね、別府のハイパーディープスポットである「鶴の湯」「へびん湯」「鍋山の湯」と言った温泉に入りに行くのもいいかもしれません。全て有志が整備している無料の野湯であり秘湯です。
ただし、どこも身の安全は保障できません。冗談ではなく。特に「鍋山の湯」は近隣で殺人事件も起きています。車上荒らしに遭遇する可能性もあるようです。行かれる場合はくれぐれも自己責任でお願い致します。僕ことチョッピーも「鍋山の湯」には行った事がありません。
超ロングステイを楽しんだ後は、いっそのこと別府に住み着いても良いかもしれませんね。終の棲家としては、かなりクオリティの高い街だと思います。
本日の締め
今回は別府出身の僕ことチョッピーの考える「観光地別府の楽しみ方」を滞在期間別にご紹介しました。別府観光の参考になれば幸いです。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
軽い気持ちで書き始めたのに、結果的にかなり情報量の多いディープな記事になってしまいました。