【Daily Choppy !】第981回:起業したいなら、ソシャゲは同時に遊びなさい

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こんにちは。ゲーム好き、チョッピーです。

起業したいなら、ソシャゲは同時に遊びなさい
起業したいなら、ソシャゲは同時に遊びなさい

はじめに

本記事掲載日は2022年3月21日の月曜日。

つまり春分の日で、祝日だ。

読者の皆様の中には「今日はお仕事や学校などがお休み!」という方もいらっしゃるのではないかと思う。

お休みの日はいつもと違う雰囲気のお話を書こうと心掛けている本連載『Daily Choppy !』。

今回は先日、僕がブラウザゲームをプレイしていてふと思いついたアイデアについて書いていこうかな…と思う。

何の根拠も実験結果もない荒唐無稽なお話なので、ご笑覧頂ければ幸いだ。

タワーディフェンスゲーム × 2

それなりに長い期間、『千年戦争アイギス』というブラウザゲームをプレイしている。

「公式」千年戦争アイギス -アイギス- TOPページ
本格的タワーディフェンスRPG登場!個性豊かなユニットを指揮して魔物の軍団を迎え撃て!あなたを慕う女性達との親密度、頼れる男たちとの信頼度があがると能力がアップする!さあ!愛と信頼と戦略で世界を守り抜け!

こちらのゲーム、DMM GAMES をプラットフォームに展開されているタワーディフェンスゲームだ。

チョッピー
チョッピー

タワーディフェンスゲームとは、ザックリ説明すると、迫りくる敵を自分の持ち駒(キャラクター等)を使って対応し、自分の拠点を防衛するリアルタイムストラテジー系のゲームを指すジャンルの事です。リアルタイムストラテジーとは「ターン性ではない戦略シミュレーション」くらいの意味です。言葉で説明してもわかりにくいですね。気になる方は一度、プレイしてみて下さい。

そう、『千年戦争アイギス』はリリースされてから8年以上が経つ長寿ゲームではあるのだが、その内容はタワーディフェンスというジャンルの特性上、言葉ではどうにも説明しにくい。

さらに、その面白さもアクションゲーム・シューティングゲーム・RPGなどのメジャーなジャンルのモノと比べるとわかりにくいように思える。

そのためタワーディフェンスゲームは新規参入者の少ないジャンルだとも言われている。

新規参入者が少ない。

これは『千年戦争アイギス』の関係者にも課題として認識されているようだ。

というのも『モンスター娘TD』という別のゲームのインタビュー記事にて『千年戦争アイギス』の開発者の方が

今後も『アイギス』ユーザーに楽しんでいただけるコンテンツを作るという意識は変わりません。もちろん全力を尽くすんですけど、それとは別にライト向けのタワーディフェンスゲームも必要だと思ったんです。いまのDMM GAMESにはそういうものがない。今作は、いまタワーディフェンスを遊んでいない方にも向けたかった、という意図もあります。

モンスター擬人化お色気ゲーム『モンスター娘TD』は名作タワーディフェンス『アイギス』のゲームエンジンを元に作られた。一方、プロデューサーは自ら同人ゲームを作った【インタビュー】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

と言われているのだ。

チョッピー
チョッピー

ふむ…。ライトユーザ向けのタワーディフェンスゲームとして『モンスター娘TD』という新しいゲームが作られたのか…。気になるな…。

というわけで、最近、僕は『千年戦争アイギス』に加えて『モンスター娘TD』というブラウザゲームもプレイしている。

高校時代は文芸部だったのに

この『モンスター娘TD』というブラウザゲーム、ジャンルは『千年戦争アイギス』と同じタワーディフェンスゲームなのだが、シナリオや世界観の雰囲気が、とにかく軽い。

上で紹介したインタビュー記事でも

『モンスター娘TD』はレベルデザインのような根底的な部分から世界観まで、『アイギス』とはまったく被らないような、そうとうライトでおバカでふざけたノリで作っています。

モンスター擬人化お色気ゲーム『モンスター娘TD』は名作タワーディフェンス『アイギス』のゲームエンジンを元に作られた。一方、プロデューサーは自ら同人ゲームを作った【インタビュー】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

とプロデューサー自らが語っており、実際のゲームでもその言葉の通りのノリとなっている。

チョッピー
チョッピー

公式サイトにアクセスするだけでも、そのノリは理解できるかと思います。

僕ことチョッピーはこのノリがとても苦手。

タワーディフェンスゲームとしては楽しめているのだが、その世界観やノリは微塵も楽しめていない。

そのため、実は僕は『モンスター娘TD』のシナリオは全てスキップしている。1文字も読んでいない。

僕はゲームに限らず物語が大好きな人間なので、まさか自分がこんなプレイスタイルでゲームを遊ぶようになるとは…少しビックリしている。

体で覚えろ!

この経験により僕は「シナリオをスキップすればゲームは短時間でプレイできる」という学びを得た。

で、調子に乗って次は『ミストトレインガールズ』というゲームにも触手を伸ばしている。

チョッピー
チョッピー

『ミストトレインガールズ』のチュートリアルをクリアすれば『モンスター娘TD』で使えるアイテムをプレゼント!というキャンペーンにまんまと乗せられてしまい…。

『ミストトレインガールズ』もシナリオは1文字も読んでいない。全てスキップしている。

ゲーム内での説明文も全て無視だ。

だから、僕は現在『ミストトレインガールズ』をシナリオもわかっていなければ、システムも何の説明も受けていない状態のままプレイしている。

とはいえ、そこはさすが最近のゲーム。

何の説明も読まなくても、何をどうすればゲームを上手に進められるのかはプレイしているうちに体感的に理解できるように作られている。

チョッピー
チョッピー

ブラウザゲームやソーシャルゲームは大体、運によって手持ちを増やし、時間を使う事によって手持ちを強化するようになっています。で、課金によって運を操作したり時間を短縮したり出来る…。そこのゲームデザインを理解すれば、大抵のゲームで「では、どの様なプレイスタイルでこのゲームを遊ぶべきか?」はわかるようになっています。

論理の飛躍

そこでハッと気づいた。

この、「とりあえずやってみるうちに体感的に理解を深めていける」という最近のゲームに備わった機能は、もしかすると新規事業創出や起業の際に必要とされるマインドセットの構築に非常に役立つのではないか…?

チョッピー
チョッピー

説明しよう。

昨今の社会は「VUCAの時代」と評される事がある。

VUCAとは「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の4つの英単語の頭文字を使った造語であり、「VUCAの時代」とは一言で言えば「将来の予測が出来ない時代」の事である。

こんな時代に役立つマインドセットは「とりあえずやってみる精神」ではないかと思う。

チョッピー
チョッピー

新規事業創出の分野において頻出する「スモールスタート」という方法論や「エフェクチュエーション」という意思決定理論においても「とりあえずやってみる精神」が根底に流れている気がします。

と言っても、現在の日本の学校教育において学べるマインドセットの主流は「とりあえずやってみる精神」ではないように思える。

それよりも「計画性」などの慎重なマインドセットを学ぶ機会の方が多いのではないだろうか。

成功体験の少ない考え方や方法論をいきなり採用するのは心理的な抵抗感が強いものだ。

慎重なマインドセットを身に着けた人間が、いきなりそれとは真逆の「とりあえずやってみる精神」を発揮するのは難しいだろう。

そんな場合に、世の中に大量に存在するブラウザゲーム・ソーシャルゲームが役に立つかもしれない。

実際、僕にはもう「シナリオ・説明文を読まずにゲームをプレイすること」に対する抵抗感は微塵もない。どんなゲームに対しても「とりあえずやってみる」という精神で挑戦できるだろう。

このマインドがゲーム以外にも適応されるのかどうかは、まだ、わからないけれど。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

据え置きゲームが主流な時代には、僕は説明書を隅から隅まで読んでからゲームをプレイしていたのですが…時代が変われば自分の行動様式も変わるモノですね。

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