こんにちは。ギャンブル嫌い、チョッピーです。
激流
お気付きだろうか?
本記事掲載日は2022年3月29日。
つまり、あと3日で4月。
2022年になってから早くも3ヵ月が過ぎ去ろうとしているのだ。
日数に直すと3月29日は2022年になってから88日目です。100日目は4月10日ですね。
大人になると時が過ぎるのを早く感じるとは言うが、流石に早すぎる気がする。
この「大人になると時間が早くなる」という感覚は昔から経験則的に知られており、20世紀前半にはすでに「ジャネの法則」あるいは「ジャネーの法則」として紹介されている。
ジャネの法則
心理的に感じる年月の長さは年齢に反比例するという説。例えば、60歳ちょうどの人にとって1年は人生の60分の1であり、6歳ちょうどの子供にとり1年は6分の1。よって歳をとるほど1年の重みが減り、主観的に感じる年月の長さは歳をとるほど短くなる(時間が早く過ぎると感じる)、としている。フランスの心理学者ピエール・ジャネの著作『記憶の進化と時間観念』(1928年刊、未邦訳)で、叔父である哲学者ポール・ジャネの説として取り上げている。
ジャネの法則とは|コトバンク
とはいえ「ジャネの法則」は科学的に正しさが証明されているわけではなく、現在も「なぜ大人になると時間を早く感じるのか?」は主に心理学の領域で研究され続けているらしい。
「ジャネの法則って正しくねーんジャネ?」ってか…。
…どうやら「経験するトキメキが減るから、時間も早く感じる説」というモノもあるらしい。
この説が正しいのかどうかは僕にはわからない。
しかし「トキメキが多い方が人生を長く感じられる」というのは、なんとなく前向きでいいな、とは思う。
人生を長く楽しむためにも、色々と新しい事にチャレンジして新たなトキメキを感じるのは良い事なのかもしれない。
おしまい人間
先日から何度か本連載『Daily Choppy !』でブラウザゲームの話題を取り上げている。
詳細は上に貼り付けた記事を読んで頂きたいのだが、現在、僕は3つのブラウザゲームを同時にプレイしている。
ただ、実際には「プレイしている」というか「起動させている」という表現の方が適切な気もする。
上に貼り付けた画面は実際の僕のゲームプレイ中のPCの画面だ。
は? 何の画面も映ってないやん。一体、どこにゲームがあるんだ?
失礼な。
右下に小さくウィンドウが映っているじゃないか。
このウィンドウ上でゲームを起動させており、そこでキャラクターに延々と自動で戦闘をさせているのだ。そうする事でキャラクターが勝手に強くなってくれるし、アイテムも獲得できるのだ。
本当はウィンドウも最小化して隠したい。作業の邪魔なので。
だが、そうすると自動戦闘が止まってしまうので、仕方なく画面の隅に少しだけ表示させている。
…これは、やはりどう考えても「プレイ」ではない。「起動」だ。
僕も、最近、そう思えてきた。実際、妻からも
それ、何が面白いの?
と言われてしまった。
…たまに画面を見ると、敵に与えるダメージが増えてたりするので…それが面白い…のかな、たぶん。あと、なんかバトルのエフェクトが無駄に派手でキレイなので…。
それ、もうパチンコの楽しみ方やん
この一連のやりとり、文章で表すと、僕の「おしまい感」が強調されて本当にヤバく感じる。
ガチャとパチンコと私
ブラウザゲームの楽しみ方はパチンコの楽しみ方と同じなのでは?
僕はパチンコを嗜まないので、そのような観点からブラウザゲームを捉えた事がなかった。だが、言われてみれば確かにその指摘は当たっている様にも思える。
なんと言ってもブラウザゲームの一番の特徴は、ガチャと呼ばれる集金のシステムだ。
ガチャは基本的にユーザの射幸心を煽り、それによりお金を払わせるための仕組みとして実装されている。
実際「コンプガチャ」と呼ばれる仕組みは景品表示法により『射幸心をあおる度合いが著しく強』いとされる「カード合わせ」に該当するとされ、同法の規制の対象になっています。
パチンコもガチャと同様にユーザの射幸心を煽り、それによりユーザにお金を払わせる仕組みになっている。
パチンコはさらにその効率を上げるために『ぱちんこの重要な要素』と言われている「映像・音・光」を活用している。
それによりユーザの脳内にドーパミンを放出させパチンコに対する依存度…いや、のめり込み具合を高めているのです。
「映像・音・光」…これはまさに僕が今、プレイ、いや、起動させている『ミストトレインガールズ』の戦闘シーンにおいても過剰なくらいに多用されている。
パチンコとブラウザゲームは同じような集金システムを持つ。であれば、演出なども似通ってくるのは当然なのかもしれない。
しかしながらチョッピーは『ミストトレインガールズ』には1円も課金していません。これはブラウザゲームに限らず、チョッピーは基本無料のゲームには1円も課金しないプレイスタイルの人間なのです。
なぜ僕は基本無料のゲームに課金しなくてすんでいるのだろうか?
おそらくだが、僕はゲームの演出は楽しんではいても、それにより射幸心を煽られてはいないのではないかと思う。
僕はとにかく「他人からの働きかけにより心が動かされることがない人間」なのだ、たぶん。
これは僕の共感力の弱さの一因でもあり、色々と弱点にもなっていると思う。ただ、少なくとも「ガチャや賭け事により破産する可能性が少ない」という観点からは強みとなっている。
弱みと強みは本当に表裏一体だなぁ。
なんでもやってみるもんだ
新しい事にチャレンジする事が「主観的な人生の長さ」に影響するのかどうかは僕にはわからない。
だが、少なくとも僕は新しいブラウザゲームを遊んだ結果、「ブラウザゲームとパチンコの類似性」と「自分の特性」についての新たな考察を得られた。
その対象が何であれ、新しい事にチャンレンジするのは有意義だなぁ…と思う。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
実は「ジャネの法則って正しくねーんジャネ?」というダジャレ、過去にも本連載で使っています。『Daily Choppy !』第319回です。しかも、そこでも今回の記事と同じような話を書いています。本記事を書き上げるまで存在を忘れていました。もしかしたら「忘れっぽい」という特性も「主観的な人生の長さ」には有利に働くのかもしれませんね。知らんけど。