こんにちは。しっとりした豚肉大好き、チョッピーです。
しとしと…
雨が降っている。
かなり小雨ではあるが、確かに雨が降っている。
なんだか、かなり久しぶりの雨のような気がする。
新年初のしとしととした久しぶりの雨。
文学的に表現するのであれば、色々な事が言えそうなシチュエーションだ。
たとえば……何も思い付かないけれど。
なんだそれは。
僕は文学者ではないので仕方がない。文学者だったら格好のシチュエーションなんだろうけど。
文学者以外でも、たとえば農家とか水道施設関係者とか…雨が降らないと困ってしまうお仕事の方にとっては恵みの雨…すなわちポジティブな印象となっているのかもしれない。
それは知識としてはわかる。
雨が降る惑星であるからこそ、人類は地球でこれほどまでに発展できているわけだし。
でも、やっぱり僕の実感としては雨は嫌だ。
大雨はもちろん嫌だし、今日のような小雨でも嫌だ。
頭痛がするし、自転車が使えなくなってしまうので買い物も不便になる。
それに、傘をさしたところで若干濡れてしまうのは防げなかったりもするし。
完成しました
そう言えばスッカリ報告を忘れていた。
年末から仕込んでいたパンチェッタについてだ。
簡単に説明すると、実は年末年始に帰省する前に「自家製パンチェッタ」を冷蔵庫の中に仕込んでいたのだ。
こんな感じ ↓
細かい作り方などは上に埋め込んだ記事(『Daily Choppy !』第1257回)をご参照願います。
なお、上に掲載した写真ではバットにラップをしているが、自宅を発つ直前にこのラップは外している。
だから、僕が地元に帰省している間、この豚肉は冷蔵庫の中でラップ無しの状態でずっと保存されていた事になる。パンチェッタとは、そうやって作るモノであるからだ。
結果、このようなモノが出来上がっていた。
ちなみにこの豚肉の仕込み前の画像はこちら ↓
一見してわかる通り、かなり雰囲気が変わっている。
端的に言うと、ムチャクチャ乾燥しており、サイズも小さくなっている。
横から見ると変化がわかりやすい。
仕込み前の横から見た画像がないので比較できなくて恐縮だが、これほどまでに厚みの無い豚バラブロックはなかなか無いと思う。
豚肉から水分が抜けると、このようなフォルムになるのか…。
色も黒っぽくなってるけど、食べても大丈夫なのかな…。でも、腐敗臭とかは全くないしな。たぶん、大丈夫なんだろう。
食べてみる事にした。
ムチャクチャ美味しいのだけれども
レシピサイト等で検索したところ、どうやらパンチェッタはパスタに利用するのが一般的らしい。
具体的にはペペロンチーノやカルボナーラなど。
…でも、なんだか今日はアラビアータが食べたい気分だな。アラビアータを作ろう!
というわけで作った。
とても美味しそうだ。
食べてみる。
う、美味い! …でも、アレ…? なんだか思っていた方向性と違うな…。
塩気と旨味が濃縮された美味しさを感じられる。
ただ、やはり水分が抜けているのでジューシーさはあまりない。
これは…完全に干し肉だ。
パンチェッタとは豚の干し肉だったのか。
熟成肉の方向性を想像していたのだけれど、違ったな…。
もちろん干し肉は干し肉で美味しいし、当然ながら保存性にも優れている。
ただ、熟成肉と比べると肉の柔らかさや深い旨味には欠ける。…ように少なくとも僕には思える。
僕は…熟成肉の方が好きかもしれない。
思う
パンチェッタは熟成肉ではなく干し肉だった。
日本政府は日本の防衛政策の大転換を決めたらしい。
淀川に迷い込んだクジラは、発見から数日足らずで死んだ。
あらゆる物事は、色々な観点から色々な評価が下せる。
僕達は、それを好き嫌いで判断し、理屈によって正当化している。
そして、その理屈の正しさを巡ってそこかしこで小競り合いが起きている。
雨は、今も降り続けている。
恵みの雨とも言えるが、やはり僕はあまり好きではない。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
ちょっと実験的に「気分」にフィーチャーして文章を書いてみたら、こんなものが出来上がりました。