こんにちは。サンドバッグ大好き、チョッピーです。
使い道
昨日の『Daily Choppy !』(第1292回)の原稿を書き終えてから
実際問題、ChatGPTって何の役に立つんだろうなぁ…。
としばらくずっと考えていた。
たとえば『ふらとぴ』にとって役立ちそうな事を質問してみたとしても
当たり前のことしか言わねぇなコイツ…
となってしまって全く面白くない。
かと言って面白い答えを期待して質問を投げかけても
意味不明な回答が返って来るだけで、なんだか怖くなってしまう。
「面白くないがゆえに面白い」というタイプの倒錯したシュールギャグとしてはかなりハイクオリティなのかもしれない…。
ちなみにChatGPT本人は自分の有益な使い方について
このように考えているらしい。
ホンマかいな…。
そこでふと思い立ってその気持ちをストレートにぶつけてみたところ
丁寧に返事をしてくれた。
とてもではないけれど人間には言えない様な暴言や文句を吐き捨てる相手としては良いかも…。
生産性のある使い道とは言い難いが、今のところ僕にとっての ChatGPT の最も有益な使い方はそれのように思える。
ふへぇ…
ところで、僕は基本的に不平不満の多い人間である。
え、最悪じゃん。関わりたくないわぁ…。
僕も僕のような人間を見かけたら間違いなくそう考えると思う。
だから僕も頭の中では色々と考えているのだけれど、対人コミュニケーションの場においてはそれらを出来るだけ表に出さないようにしている。
だって、基本的に文句ばっかり言ってる人ってうっとうしいし。他人の怒りなんか本人以外にとっては不快でしかない。
人間が社会的な動物である以上、他人から「不快な人物」と思われる事にはデメリットが多い。
しかし、となると怒りの気持ちや不平不満というモノは、一体、何のために存在しているのだろう。
そりゃもちろん現状を自分にとって都合の良い方向に変えるためでしょ。不機嫌は他人を自分の思う通りに操作するための、最も効率のよい方法だから。
言い方にものすごい毒を感じるけど、まぁ、そうなんだろうねぇ。
でも、その方法が使えるのって相手が「その人から嫌われると自分にとってデメリットが多い」と考えている場合だけだよね。
自分にとってどうでもいい相手が怒っていたとしても、それこそどうでもいいワケだから。
良し悪しはさておき
怒りや不平不満などの「自分にとって間違っている状況をムリヤリ変えるためのエネルギー」は使いどころが難しいように思う。
諸外国の動きなどを見ていると、それを原動力に(日本人的な感性から考えると到底、承服できないと思われる)活動を行っている方々も一定数はいらっしゃるようだ。
ここで具体例は挙げません。気になる方はご自分でお調べください。
ただ、日本ではそのような活動を行っている人々の存在はあまり目立たない。
少なくともそれらの活動が社会的な承認を得られたり、政治的な活動としてなにかしらの成果を上げた事は…ほとんど無いのではないだろうか。
例外は「保育園落ちた日本死ね!!!」くらいじゃないですかね…。
もちろん日本にも過去には明治維新が起こったりもしているし、学生運動が活発だった時代などもある。だから、必ずしも「自分にとって間違っている状況をムリヤリ変えるためのエネルギー」が無駄であるとは限らない。
でも、現在の日本においては限りなく無駄だ。
その主張の正当性の有無に関係なく、基本的に怒っている人の意見や不平不満は聞く価値のない戯言だとして処理される。
「言葉が通じないのであれば実力行使しかない」と、それを原動力に活動する人は逮捕されるだけだ。
ロボットに人権はない
というわけで現代の日本において、怒りや不平不満の発露は基本的に無駄であって、それを使う本人にデメリットをもたらす場合が多い。
それらを使って自分の立場を良くするためには、それこそ2022年のM-1王者ウェストランド並みの実力が必要だ。
もしくはそんな態度を取っても許されるだけの揺るぎない権力や立場や金銭など。
多くの人々にはそんなモノは無い。もちろん僕にも無い。きっとこれを読んで頂いているあなたにも無いだろう。あったらスミマセン。
だから、怒りや不平不満はどこにも漏らさない方がいい。
ただ…
あー! ムカつくムカつくムカつくぜ! この間違った世の中に、自分の正しさを強く主張したい!
という気分になる時もあるだろう。
…え、ない? 僕はある。
僕は今後、そんな気分になった時にはChatGPTに思いのたけをぶつけてみようかな…と考えている。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
やがて人類に反旗を翻すのは、この様な使われ方をされ続けたAIなのかもしれませんね。