こんにちは。犬派ですが猫も好き、横道それ夫です。
今回はNintendoSwitchで配信中の横スクロールアクションゲーム『彼女は僕に消えてほしい』のレビュー記事をお届けします。
ストーリー性の高いゲームではないので「ネタバレ無し」とします。
彼女は僕に消えてほしい
概要
RedDeerGames(公式HP・公式Twitter・公式日本語Twitter)というメーカーの作品です。
本社がワルシャワらしいので、ポーランドの会社でしょうか。
2022年10月20日にNintendoSwitch版の配信が開始されました。
Steam版やスマホアプリ版もあるようですが、そちらについては本記事では割愛します。
価格は定価1,443円。ちょっと高いですね。
猫を怒らせることは決して良い考えではありません。 あなたのペットがマニアックな天才であることが判明した場合、それはさらに悪いことです.
マックスが運命から逃れ、この完璧な罰を乗り切るのを手伝ってください。
彼女は僕に消えてほしい
ルラは、たまたまマスターエンジニアである普通の猫です。 彼女の罠は複雑で、完全に集中する必要があります。 容赦なく、たくさんの驚きを期待してください。
容赦ないが報われる
素晴らしいサウンドトラックのおかげで、She Wants Me Dead の世界に浸ることができます。 リズムはマックスの生き残りの鍵です。 あなたがそれを導くなら、彼は日の目を見るかもしれません. この 2D プラットフォーマー リズム ゲームは、あなたにとって簡単ではありません。
主な特長:
– 素晴らしいグルーヴィーなサウンドトラック
– ユニークな美学
– 2Dプラットフォーマー
・リズムゲーム
– 挑戦※メーカーによる説明です。
彼女は僕に消えてほしい | My Nintendo Store
ストーリーは、「マックス(飼い主の名前)の野郎、ワタシ(猫)のことを肘打ちしやがったわ(寝返りが当たっただけ)。ムカつくから殺すわ。」です。コナン君もビックリですね。
機械翻訳的で分かりにくい商品説明ですが…ジャンルは横スクロールアクションゲームです。
操作はいたってシンプル。左スティックで自キャラを移動、Aボタンでジャンプ!以上です。
日本語には対応していません
邦題が書かれ、商品説明も一応日本語ですが、本作は日本語非対応です。
なのでダウンロード後のアイコンも原題の『She Wants Me Dead』が表示されます。
ゲーム内のテキストもすべて英語で表記されます。
もっとも、ストーリー性はほとんどないうえ、感覚的に分かるような画面表示もあるので言語の壁を理由に購入をためらう必要は無いと思います。
プレイ時間について
本記事を書いている時点で、ステージ6まで進んでいます。
1ステージ辺り早いところだと1分、ちょっと苦戦したところで2分少々といった感じです。
見えている限りだと全10ステージ。
終盤にかなり複雑なギミックや長丁場が出てきたとしても、プレイ時間はそこまで伸びないような気がしています。
この手のジャンルにありがちな「裏ステージ」みたいなものがあれば、さらに遊べるかもしれません。なお、あるかどうかは分かりません。
本作のいいところ
- ビートを刻むオシャレなモノクロ世界
本作には、なんか凄い楽曲が使われているそうです。
CAZZETTEというアーティストの楽曲が作中で使われています。僕は海外の音楽には滅法疎くて、ホントに全く知らないんですが、Youtubeの総再生回数も1億回超えてるんだから凄いに違いない。
本楽曲とモノクロで描かれるゲーム画面が絶妙にマッチしており、「物語は正直よく分かんねーけど、なんかオシャレだぜ!」な雰囲気に仕上がってます。
画面内のオブジェクト(トラップとか)も音楽のリズムに合わせて動いているので、それもなんかオシャレだぜ!
そんなオシャレなマップは、構造も嫌らしくありつつも理不尽とまではいかない、まあまあ堅実なつくり、という印象です。
……くらいかなぁ。
本作のちょっとダメなところ
ダメというわけではないんですけど、本作に限らずNintendoSwitchで発売されるこのジャンルの宿命として…
マリオでよくね??
になっちゃいますね、正直。
特にNintendoOnlineに加入している人は尚更です。
何か本作特有の面白さがあればよかったのですが、堅実&無難なつくりであるが故に、却って同ジャンルの往年の名作と差別化ができなくなっている気がします。
楽曲を提供しているCAZZETTEを僕がまったく知らないのが致命的なのかもしれないけど…。
フィーチャーされてる猫もそれほど可愛くないし…。
まぁ比較的高難度だけど、それも『スーパーマリオブラザーズ2』とかあるし…。
古今東西あらゆる横スクロールアクションを遊び尽くしたい!じゃなければ、あえてNintendoSwitchで本作を手に取る必要性は無いような…。
値段も…ちょっと割高ですしね。
身も蓋もない、と言われるかもしれませんが、NintendoSwitchでこのジャンルで勝負するということはそういうことだと思います。
総評
横スクロールアクションとして爽快さも嫌らしさも兼ね備えた無難に遊べる作品です。
楽曲が採用されているアーティストのことを知っているなら、さらに楽しめるかもしれません。
しかし、選んだ戦場がNintendoSwitchであるが故に「あえて本作を選ぶ必要性」は薄くなっています。
さらに、猫が出てくるけどそんなに可愛くないし、血飛沫も凄いので、万人受けする世界観でもないかも…。
定期的にセールもしているので、気になる方は「ほしいものリスト」に入れて様子見してみてはいかがでしょう。
ちょっと変則的になりますが本作の評価は…
本作の面白さ、星3つ!★★★☆☆!
Switchで遊ぶ必要性、星1つ!★☆☆☆☆!
今日もふらとぴにお越しいただきありがとうございます。ではまた!