種田山頭火が放浪の日々を記した『行乞記』はこの句で始まります。
このみちや いくたりゆきし われはけふいく
さて、それは、どんなみちだったのでしょう…
これから隔週で、山頭火の自由律俳句をお届けしたいと思います。
放浪の旅、ご一緒にいかかでしょうか。
91年前の今日9月9日に山頭火は放浪の旅にでました。
気象庁の過去データによりますと、山頭火が熊本から旅立つ前後、昭和5年9月6日から10日まで、
熊本の日平均気温は23.4℃、最高気温平均は30.3℃、最低気温平均は16.9℃です。
朝晩は大分過ごしやすくなりましたが、日中は引き続き、熱中症にお気をつけ下さい。てな、感じでしょうか。
『行乞記』では、昭和5年9月9日は晴の記載があります。記載は無いけど調べたら火曜日でした。
山頭火は朝七時の汽車に乗って、まず熊本の宇土に行き、続いて九時の汽車で八代に向かっています。
なかなか、いいお日和の時に出発したようです。
私の勝手なイメージなんですが、なんかね、ちょっと、ん~。思ってたのと違う…
朝から汽車移動ですか。いい日旅立ちですか。そうですか。