【Daily Choppy !】第95回:「名選手名監督に非ず」に関する話

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こんにちは。チョッピーです。

僕、この連載でもたまに書いているのですが、歌うのが非常に好きでして、頻繁にカラオケに行っています。そこで何を歌うのかというと…最近は米津玄師・Mrs.GREEN APPLE・Official髭男dism・WANIMAとか…まぁ、流行りの方々の歌を歌っています。他には…THE YELLOW MONKEY・エレファントカシマシ・サザンオールスターズ・スピッツ・back number・中島みゆき・槇原敬之・ゆず・平井堅あたりの方々の歌を歌いますね。

このラインナップからもわかる通り、僕は基本的にはJ-POPもしくはJ-ROCKで極めて有名な方々の歌を歌っています。いやぁ、歌うのは大好きなのですが、正直、そこまでマニアックな歌手や曲は知らないんですよね…。ロキノン系とか言われても、よくわからないっていうか…。あとは英語がわかりませんので洋楽はサッパリです…。要は「にわかカラオケ好き」です。スミマセン。

「にわか」と自称する事からうかがい知れる様に、僕の歌唱は基本的には下手の横好きなのですが、せっかく歌うのであれば出来得る限り上手く歌いたい!と思うのが人の常。なので、大学時代から歌の練習本を読んだり、歌唱テクニックの解説動画を観たり、ボイトレ用音源で練習をしたり…と色々な事をしてきました。

その経験から感じた事があるのですが「その技術を実際に出来る人」が「その技術を人にも教えられる人」であるか…と言われると、必ずしもそうではないのではないか…と思うんですよね。よく言われる「名選手名監督に非ず」ってヤツですね。

個人的な経験から言うと特定の技術に関して「最初から出来た人」は「教える事が下手である可能性が高い」気がします。対してその技術を「後天的に見に付けた人」は「教える事が上手な場合もある」気がします。

例えばそうですね…歌唱テクニックで言うと、僕、ビブラートって、特に練習することなく最初から出来たんですよ。無意識のうちにやってました。対してエッジボイスは意識しないと出来ませんでした。

だからかどうかはわかりませんが、ビブラートのやり方は上手く説明できません。「音を揺らせばいい」くらいしか言えません。「どうやって揺らすんだよ、その方法を教えろ」という方には「いや、うん…ごめん、よくわからない」となってしまいます。エッジボイスであれば「呪怨のお化けやゾンビがうめいているイメージで、小声で【ア”ア”ア”…】と声を出してみて下さい。それがエッジボイスです」くらいであれば言えます。(これでもイメージできなければスミマセン)

ちなみに記事の本筋とズレますが「ビブラートとかエッジボイスとかってなに? 興味あるわ」という方は以下の動画が詳しく説明してくれているので、こちらを参照ください。

【ビブラート】ボイストレーナーが教える練習法
【出し方解説】秘技エッジボイスでバラードAメロが神になる説【ボーカルフライ】

なんでしょうね、やっぱり最初から出来る事って、感覚で理解しているからか、言葉で説明する事が難しいんだと思うんですよね。だって感覚って言葉で説明できなくないですか? 例えば「【嬉しい】とはどういう状態なのか説明しろ」とか言われても困っちゃいますよね。対して後天的に身に付けた事って「頭と体の両方を駆使して、試行錯誤の末に身に着けたモノ」なので「言葉でも説明可能」なのだと思うのです。

「出来る人」って、自他共に「説明も出来る」と思ってしまいがちだと思うのですが「出来る人が説明も上手に出来ると思ったら大間違いだぞ」という事を認識していると、余計な軋轢が生まれなくていいかもしれませんね。

本日もふらとぴに訪問頂きありがとうございます。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。

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