こんにちは。とにかく人に何かを訴えるのが苦手、チョッピーです。
ビジネス講義
ビジネスには必ず「金銭を用いた取引」が存在する。
顧客に対してなにかしらの価値を提供し、その対価として金銭を受領する。
それがビジネスだ。
だから「価値を提供していないのにお金だけ受け取る」とか「価値を提供しているのにお金を受け取らない」のはビジネスではありません。前者は詐欺で、後者はボランティアです。
顧客に提供可能な価値にはいくつかの種類がある。
例として価値の種類と、それを提供しているビジネスの名前を3つ挙げてみよう。
- なにかしらを利用する権利
→ 不動産ビジネスなど - 楽しさ
→ エンターテイメントビジネスなど - 課題解決
→ コンサルティングビジネスなど
顧客に提供可能な価値には、上に挙げた3つ以外にも色々な種類があるかもしれない。
みんなも考えてみよう!
なにこの記事。
『ふらとぴ』が提供している価値
本サイト『ふらとぴ』も株式会社Egeneのビジネスの一環として運営されている。
つまり本サイト『ふらとぴ』も「なにかしらの価値」を「誰か」に提供してその対価として金銭を受領しているわけだ。
『ふらとぴ』は誰に何を提供して金銭を受領しているのだろうか?
その答えはこちらのイラスト↓に描かれている。
このイラストに計4つ掲載されている「¥」マークが『ふらとぴ』のキャッシュポイント=「誰かに何かを提供して、その対価として金銭を受け取る要素」だ。
「誰か」はそれぞれ「¥」マークの始点・終点の青い四角の中に書かれている人で、「何か」は「¥」マークが掲載されている白い四角の中に書かれているモノだ。
現時点ではまだ全ての「¥」は実現できていないのですが…。
ちなみに読者の皆様は上のイラストの下部に書かれている「ふらとぴ閲覧者」に該当する。で、少し注目して頂きたいのだが「ふらとぴ閲覧者」の箱から出ている矢印の先には「¥」マークは無い。
なので皆様は『ふらとぴ』を無料でお楽しみ頂けているのである。
というわけで『ふらとぴ』は別に慈善事業で皆様にコンテンツを無料で提供しているわけではないのですね~。
本質的な価値
さて、上で紹介した『ふらとぴ』が提供している価値。
これは一番最初に紹介した「価値の種類」に当てはめると、実は全て「3.課題解決」になる。
『ふらとぴ』が具体的に解決している(or しようとしている)課題は以下の2つ。
- 障害福祉施設の利用者の工賃の低さという社会的課題
- 一般企業が社会的課題を解決できていないという課題
「1」は障害福祉施設にECサイトを導入し、さらにそれや施設自体をPRするコンテンツを作成・掲載する事により授産製品の売上を上げる…という手段を提供し、解決している。
「2」は一般企業に弊社の協賛をして頂き、弊社をその会社のCSRのアウトソース先として活用して頂くという手段を提供し、解決しようとしている。
要は『ふらとぴ』が提供している本質的な価値は「社会課題の解決」なのである。
マイナスをゼロに戻すのは面白くない
というわけで、先日、ビジネスプランコンテストに「ふらとぴ」事業の説明をする形で応募したのだが、
その時の応募資料(動画)では『ふらとぴ』が提供している価値として「障害福祉施設の利用者の工賃の低さという社会的課題の解決」を推した。
この選択は、それが『ふらとぴ』の本質的な価値なのだから当たり前だと言える。
ちなみに、応募した動画の実物はこちら↓
これ、実際に観て頂けるとわかるのだが、基本的に僕の表情や声色が冴えない。
全体的に冴えない表情なので動画のサムネも仕方なく目を瞑っているモノにしました。いや、その…顔がブサイクとか、そんな話をしているわけではなくね…。
なんだかなぁ…。どうも「課題」を「課題」として提示するのが苦手なのだ。
ハッキリ言ってしまうとこの動画は「障害福祉施設の時給が平均223円しかないのって問題だよね。皆もそう思うでしょ? だから『ふらとぴ』を応援してね!」と言っているのである。
浅ましいと思う。
なんだかなぁ…「課題を解決する」という表現があまり好きではないのだ。
それは「マイナスをゼロにする」と同じ意味合いであるように僕には思える。その表現方法は「怒り」や「悲しみ」などの不快感がベースにあるように僕には感じられる。
それは全然、面白くない。
出来れば「今よりも更に良くするために」という方向性で楽しく『ふらとぴ』の価値を訴えていきたい。
どうすればそれが実現できるのだろうか?
今の僕は、この問いに対する明確な答えを持っていない。
「社会的課題の解決の重要性を楽しく訴える」ための方法論は、今後も考え続けていきたい。
でなければビジネスプランコンテストに応募するたびに自分自身のマインドが悪化してしまうので…。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
どうも先日のビジネスプランコンテストに応募してから、ずっと「なにか自分自身が気に入らない事をしている…」という不快感が自分の中にあります。今回、その言語化を試みてみました。僕がビジネスマンとして『ふらとぴ』を成功させるためには、この不快感を克服する必要があるように感じています。