こんにちは。ふらとぴ編集部、チョッピーです。
ガッツリ編集しています
先日『ど素人店長、ネットショップでさをり織りの布を売る』の第1回が掲載された。
この連載の筆者はふらとぴクリエイターのぢーこさん。実は彼女はすでに第2回の原稿に着手されており、現在は編集部内でレビューをしている段階だ。この編集部レビューが終われば第2回が掲載となる。
僕はこの連載に「担当編集」として関わっている。また、ふらとぴ編集部の僕以外のメンバーも「編集部内レビュー」という形で原稿に関わって頂いている。
これらを含めた本連載の掲載までの具体的なフローは以下の通り。
- ぢーこさんにて初稿作成
- チョッピーにて初稿に対して意見・コメント
- ぢーこさんにてチョッピーの意見・コメントを勘案して原稿を修正
- 以下、ぢーこさん&チョッピーの意見が合致するまで修正・コメントを繰り返す
- ぢーこさん&チョッピー間における修正完了版原稿をチョッピー担当コンテンツとして編集部内レビューにかける(=チョッピー&編集部員にてコンテンツ内容に関して協議)
- 編集部内レビューの結果をチョッピーからぢーこさんに連携
- 必要に応じてぢーこさん&チョッピーにて再修正
- 編集部内での再レビュー
- 以下、チョッピー&編集部間の意見が合致するまでレビュー&修正を繰り返す
つまり僕は担当編集として、かなり主体的にこのコンテンツに関わっている。
編集部が掲載コンテンツに対してガッツリ関わるのは他の投稿系サイトにはない『ふらとぴ』独自の特徴と言えるかもしれません。『ふらとぴ』は投稿系サイトというよりも雑誌に近いメディアと言えるのかもしれませんね。
編集作業って大変ですね
『ど素人店長、ネットショップでさをり織りの布を売る』の担当編集になって初めて気付いた事がある。編集者って大変なのだ。
そりゃそうでしょ。全国の編集者の方から殴られるぞ。
いや、もちろん編集者を侮っているわけではない。おそらくこの世の多くのお仕事は大変なのだとは思う。そして、編集者のお仕事も他のお仕事と同じく大変。それは想像に難くない。
ただ、想像するのと体験するのは大違い…という話。
なるほど。具体的に何が大変なの?
とんでもなく頭を使う。原稿に対して「筆者が伝えたいことはなにで、それを伝えるために最適な表現はなにか。それは社会通念上、また、ふらとぴの掲載基準と照らし合わせて問題がないか」を考えてコメントをする必要があるからだ。
つまり「このコメントには必然性があるか? 単純に僕の好き嫌いの問題ではないのか?」と常に考えてコメントをしなければいけない点が大変なのだ。
別に自分の好き嫌いでコメントしてもいいんじゃないの?
うーん、そのスタンスでもいいのかもしれない。でも、そのスタンスでコンテンツと関わりたいのであれば「自分で作れば?」という話になるのではないかと思うのだ。
特に僕なんて「ふらとぴクリエイター」として自分の連載も持っているのだから「自分の読みたいこと」はそこで書けばいい。そうではなくて「他人のアウトプット」を編集する以上は「書いた人の読みたいもの」を作るお手伝いをしなければ意味が無いのでは…と(少なくとも今の)僕は考えている。
このスタンスが編集者として適切なのかどうかはサッパリわからない。経験が少ないからだ。今後、考えが変わる可能性も多分にある。
編集者ってどうも人気の職業みたい
僕にとってはかように大変な編集者という職業。どうやら結構、人気の職業のようだ。
『13歳のハローワーク公式サイト』が毎月発表している人気職業ランキングによれば2021年3月の編集者の順位は12位。かなり上位。
同サイトの「どんな仕事なの?」というページには『多くの編集者は労働時間の割には少ない給料で、膨大なデスクワークを抱え、休日出社を余儀なくされているというのが現実だ。』と過酷な内容が書かれているとは思えないくらいの順位。
なりたい職業があるなら「場を作ってしまう」という選択肢もあるね
編集者は人気職。おそらく「就きたかったけど就けなかった」という方も多くいらっしゃるのではなかろうか。
しかしながら僕は編集者という職に就きたいと考えた事はない。
念のための補足ですが、これは単純に個人の志向の話であって「だから編集者は○○」みたいなお話ではありません。
そんな僕なのだが、現在、上述した通り『ど素人店長、ネットショップでさをり織りの布を売る』には編集者として関わっている。
どうしてそんな事になっているのか? それは『ふらとぴ』という場を作ったからだ。『ふらとぴ』を『ふらとぴ』として成り立たせるためには編集者が必須。だから僕は編集者としてのお仕事もしているわけだ。
「就きたい仕事」があるのであれば「その仕事がなければ成り立たない場」を作ってみる。若干、特殊な形かもしれないが、そういうやり方もあるかもしれない。
本日の締め
今回は僕の考える「就きたい仕事に確実に就ける方法」についてのお話を書いてみました。
上に書いた通り「特殊な形」である事は承知しています。でも、「絶対にこのお仕事に就きたい!」という気持ちがあるのならば、「それをやるための場を作ってしまう」という手段もあり得るのではないかなぁ…と思う次第です。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
「職業に就く方法」って「就職」だけではない気がします。