こんにちは。豊かな人生好き、チョッピーです。
ウェブ広告、ウソつかない(たぶん)
インターネットを探検していると、色々な広告を目にする。
目にするというかムリヤリ視界や耳に入ってくる。
その中には、とてもではないがお上品だとは言えないモノもある。
というか、体感的には9割くらいのウェブ広告はアレです。「アレ」が何を指すのかは、皆様のご想像にお任せします。
それらの情報をそのまま信用すると、どうやら世の中にはスマホひとつで連日連夜ボロ儲け出来る投資話があるらしいし、髪が生える薬や、一瞬で口臭がなくなるマウスウォッシュなどもあるらしい。
また、転職や独立をすれば年収も上がるしモテモテになれてウハウハらしい。
そうなのか。
僕は3年ほど前に独立した結果、年収はほぼゼロ円になってしまったのだが…。
広告がウソを言っている訳はないと思うので、たぶん、僕の知らない世界があるのだろう。
まぁ、モテモテなのは確かにその通りっていうか、独立前からモテモテだったけど。
?
うん。
システムエンジニア → ふらとぴクリエイター
このところ『Daily Choppy !』の話題がこればかりで申し訳ないのだけれど、テキスト系コンテンツの質についてずっと考えている。
テキスト系コンテンツでは、とにかく「テーマが伝わる最低限の情報」だけを表した方が読後感が良くなり、全体の質も上がる。
これは僕も書籍等で情報としては知っていた。だが、腹落ちしたのは最近だ。
具体的にはふらとぴクリエイターとしてテキスト系コンテンツを1060本ほど作って、やっと実感と共にわかってきた。
時間がかかり過ぎでは?
そうかもしれない。
これ程までに時間がかかったのは、もちろん、僕自身の能力の低さが一番の要因だろう。
ただ、前職のシステムエンジニアで、11年間ほど「IT系のビジネス文書ばかり作ってきた」という事実が(少しは)影響しているような気もする。
同じツール、違う目的
使い古されたフレームワークのひとつに MECE がある。
一言で言うと「抜け漏れ重複なく」という意味を表すフレームワークです。
(少なくとも)IT系のビジネス文書においては、MECE に書かれているかどうかが極めて重要。
実現したいモノに抜け漏れがあっても問題が起こるし、重複があっても問題が起こる。
だから、IT系のビジネス文書は出来るだけ論理的に正確に MECE に書かなくてはならない。
間違っても「想像の余地のある表現」などを使ってはいけない。
ところがテキスト系コンテンツにおいては、そうではない。
テーマを伝えるのに過不足がなければ、書き示すべき世界の描写に抜け漏れがあったっていいし、重要な点を何度も繰り返し書き続けたっていい。
ビジネス文書とテキスト系コンテンツは、同じ「文字」というツールを使っているが、その目的がまるで違うのだ。
だから、その質を決定する要素についても、上に書いたような違いが出てくるのだろう。
それは人生を豊かにする
今まで書いてきた内容には何の新規性も無い。
多くのビジネスマン向けの書籍や、文章術(?)について書かれた書籍などに腐るほど書かれてきたモノだと思う。
だから、知識としては多くの人が知っているハズだ。
ただし、それを実感として腹落ちしている人は、そんなにいないのではないかと思う。
僕はしている。たぶん。
僕がこれを理解できた理由は、おそらくビジネス文書とテキスト系コンテンツ、その両方をそれなりの期間・量、作り続けてきたからだと思う。
どちらか片方だけしか経験していなければ、こんな実感は得られなかっただろう。
転職や独立が莫大な利益やモテモテな人生を約束するのかどうかは、僕にはわからない。
ただ、色々な経験や、それに基づく新しい視点を得るためには、役に立つ気がする。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
今日の記事に書いた内容、人材育成の分野では「越境学習」と呼ばれているようです。