山頭火さん愛知県豊橋に、知人を訪ねて来ています。
旅日記の記述では雨、風とあります。
風をあるいて来てふたたび逢えた
会うではなく、逢うの文字をつかっていますね。
使い方の違いは、逢うの方が特別な思いのある場合、何かしらの思い入れなどがあってあう場合に用いるそうです。
目ざすところがはっきりしていれば、天候が悪くても前に進めますね。
きっと人生もそうだろうと思います。
どこに繋がっているか、分からないまま進むのはしんどいです。
まあ、今日の山頭火さんはちゃっかり電車も使ってますけどね。
『黒川原、こゝで電車にのる、風がさわがしくて歩いてゐられない』
旅日記に上記のようにあります。
気力だけでは乗り切れない時ありますからね。と言うか、気力だけで乗り切れる事の方が少ないと思っています。
騒がしいものを遮断する事もありです。
いろいろな力を借りたり、使ったりして進むしかないですからね。
向かい風ですか。そうですか。
風当たり厳しいですか。そうですか。