こんにちは。うっかりチョピ兵衛、チョッピーです。
サササーか、サササー以外か
土曜日。『Daily Choppy !』の熱心な読者…いわゆるチョッピストの方々はご存じかもしれないが、僕は土日はライトな読み口の記事を書くように心がけている。僕自身が、お休みの日は軽い記事を読みたいと考えているからだ。
同じ事を先週の土曜日にも書いた。
ライトな記事って書くのもライトにサササーと書けるような印象がある気がする。なんとなくのイメージだけど。
確かにサササーと書ける人もいるのだろう。実際、ライトノベル作家の中には異様に速筆であるように思える刊行ペースで著作を発行し続けている方もいる。
もちろんライトノベル作家とはされていないけれど速筆な方もたくさんいるとは思います。赤川次郎さんとか。
でも、僕には強い自覚があるのだけれど「ライトなモノを書こう」と考えると、どうにも筆が止まってしまう。サササーと書けない。「ライトなモノを書こう」と思わない場合に筆が早いわけでもないのだけれど。
サササーを目指して
毎週「どうもサササーと書けないな」と感じているのだが、さすがに僕もアホではない。今回はサササーと書くために昨晩、寝る前にあらかじめ今日の記事のネタを考えていた。
そうしなければ「ライトな記事を書くために重苦しい気分で何かしらを考えている人」というシュールなギャグみたいな状況が実現してしまうからだ。
実際に毎週、僕はそういうギャグみたいな状況に陥っています。
で、布団の中でしばらく考えていたところ面白いネタを思い付いた。かなり面白いネタだ。抱腹絶倒。これを記事にすればバズること間違い無し。『ふらとぴ』の読者も爆増する。結果、僕のビジネスは大成功。来週以降の僕は完全に左うちわだ!
僕はそんな明るい将来を見据えながら眠りに落ちた。
何も覚えていない
で、まぁ、多くの懸命な読者の皆様はこの後の展開を予想できる事だろう。目覚めた時には僕は昨晩、考えた全てのアイデアを完全に忘れていた。
さあ、困った。何も書く事がない。とりあえずいつもの通り紅茶を沸かし、パソコンの前に座る。何も思い付かない。ブラウザを立ち上げ、YouTubeの動画を流してみる。うん、面白い。何も思い付かない。Yahoo!ニュースを読んでみる。世の中の動きがわかった。何も思い付かない。苦し紛れにデスクトップに保存しているネタ帳を開く。どのテーマも土日に読みたいモノではない。
うぅぅぅ~ん。どうする? もう紅茶は3杯目に突入している。トイレにも行った。
取り込んだ水分が体中に行きわたり、腎臓に溜められた老廃物を排出するほどの時間が経っているというのに、目の前に映し出されたWordPressの編集画面にはいまだに1文字もタイピングされていない。
仕方ないので「ネタを忘れてしまって苦しんでいる」という本当に苦し紛れの記事を書く事にした。その成果を今、皆様はお読み頂いてるワケだ。
忘れたい時には寝ようぜ
さて、今回の記事もそろそろ終わりに差し掛かってきた。このまま終わってもいいのだが、この記事を書きながら一つ感じた事がある。せっかくなので最後にそれを語って終わりにしたいと思う。
実は、この段階に至っても僕は昨日の夜に考えたアイデアをひとつも思い出せていないのだ。昨晩の時点では確実にアイデアを思い付いていた。ネタと、なんとなくの構成まで考えていたのだ。本当だ。
上に書いた「抱腹絶倒」とか「左うちわ」とかは誇張表現ですがネタを思い付いていたのは本当です。いや、マジで。
睡眠には良くも悪くも「記憶を忘れさせる効果」がある気がする。今回の僕は「忘れてはいけない記憶」を忘れてしまったのだけれど、人には「忘れたい記憶」もあるのではないかと思う。たとえばイヤな上司に理不尽に怒りをぶつけられた記憶とか。
もしかすると「忘れたい出来事」に遭遇した時にも「睡眠の忘却効果」は活用できるかもしれない。忘れられなかったとしても寝るとスッキリする。少なくともネガティブな気持ちは少しは軽減しているのではないだろうか。
実際、厚生労働省が提供しているe-ヘルスネットにも以下の様な記述がある。
例えばうつ病では他の症状に先駆けて不眠が出現することが多く、うつ病の発症や再発を予見する症状として注目されています。また長期に持続する不眠によってうつ病へ罹患しやすくなることも知られており「たかが不眠」と放置せず適切に対処する必要があります。
健やかな眠りの意義 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
なんとなく眠りは精神的な疲れに効く気がする。
もちろん、寝ても何も解決しないかもしれない。でも、どうせ生きている以上、絶対に寝るのだ。せっかくだったら睡眠を意識的に活用する試みをしてみても、損にはならないのかもしれない。
本日の締め
今回は僕の考える「ストレス発散手段としての睡眠活用法」についてのお話を書いてみました。
やっぱりネタを思い付いてないまま記事を書こうとすると、かなり苦戦しますね。書き終わるまでにいつもよりも長い時間を費やしてしまいました。当たり前の事実を再確認する日々を送っています。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
今度からは「ライトな記事用のネタ」もちゃんとネタ帳に書いておきます。