こんにちは。和菓子好き、チョッピーです。
わァ~…!
モンスターエナジーを買うために立ち寄ったファミマで、かわいらしいお菓子を見付けてしまった。
わっ…わァ~…!
あまりに強いかわいらしさの波動により言語能力を失ってしまった。
このままお菓子の前で「わぁわぁ」言っていると「デカキモ」として一世を風靡してしまう。
急いでお菓子を手に取り、レジに持って行く。
え、400円!?
高い。
しかし、仕方ない。
クレジットカードで支払い、お菓子を手に取り、急いで帰路につく。
モンスターエナジーは買い忘れた。
上で紹介したお菓子は『ちいかわ』に登場するキャラクター「ちいかわ」と「ハチワレ」をモチーフにした練り切りだ。
箱の側面にも「食べマス」「ちいかわ」と書かれている。
その右側に描かれているのは『ちいかわ』のキャラクター。
左から順に「ちいかわ」「うさぎ」「ハチワレ」だ。
僕が買った練り切りは「ちいかわ」と「ハチワレ」の組み合わせのモノです。「ちいかわ」と「うさぎ」の組み合わせのモノも売られていたのですが、なんとなく「ちいかわ&ハチワレコンビ」の方が作品的にもしっくりくるな…と思って。
練り切りでキャラクターを形作るのは天才的な発想だと思う。
伝統的な和菓子が好きな方の中には、違和感を感じる方もいらっしゃるのかもしれないが…。
美味しかったです。
二人の組み合わせ
『ちいかわ』は Twitter 上で発表されているマンガを原作とする作品だ。
基本的には「ちいかわ」と「ハチワレ」のコンビが話を転がしていく流れになっている。
「うさぎ」はトリックスター的なキャラクター…かな? たぶん。
コンビ。
世の中にはマンガに限らず様々なコンビが存在する。
一番わかりやすいのはお笑い芸人だろうか。
もちろんお笑い芸人にもピンやトリオや4人以上のグループとして活躍している方々はいる。ただ、やはり一番メジャーなのはコンビを組んでいる方々だと思う。
お笑い芸人としてのキャリアの出発点が漫才というパターンが多いからだと思うのですが。
お笑い芸人にとってのコンビとは、色々と言葉では言い表しづらい特別な関係性である…みたいな話を耳にした事がある。
そう言えば、つい先日、吉本興業の110周年を記念したイベント『伝説の一日』にてダウンタウンが31年ぶりに漫才を披露した…と話題になっていた。
上に引用した記事によれば
浜田は「お前打ち合わせもしてくれへんかったし、何言うてくるんかなと思うやん」とボヤキ節だった。
ダウンタウン NGKで31年ぶりに漫才披露! 即興30分に会場は爆笑の渦/芸能|デイリースポーツ online
とあるので、こちらの漫才はいわゆるアドリブだったようだ。
31年ぶりの漫才をアドリブでこなせる。
これはやはりダウンタウンの2人のスキルもさることながら、その特別な関係性の為せる業なのではないだろうか。
本当にアドリブだったのかどうかを確かめる術は僕にはありませんが。
パートナーにも色々ある
お笑い芸人のコンビは、その特別な関係性にある相手を「相方」と呼ぶらしい。
相方とは
1 一緒に物事をする人。特に、コンビ漫才などでのパートナー。相手。相棒。
相方とは|コトバンク
2 (「敵娼」とも書く)遊里で、客から見て相手の遊女。
[補説]近年は若者を中心に、恋人や配偶者をこう呼ぶこともある。
ただ、僕が大学生の頃くらい…つまり今から15年ほど前くらいから自分の恋人や配偶者を「相方」と表現する向きが一部で出てきた気がする。
上に引用した辞書にも『補説』として書かれているくらいなので、この使われ方は一定の市民権を得ているようです。
個人的には、この意味での「相方」という使われ方には、どうにも違和感がある。
「相方」という言葉で検索をしてみると『恋人を「相方」と呼ぶのはアリかナシか」という記事なども見付かる。
どうやら、この使われ方に違和感を覚えているのは僕だけではないようだ。
どうして僕は「相方」という言葉を恋人・配偶者に適応させる使い方に違和感を覚えるのだろうか?
おそらく僕は「相方」という表現に「ビジネスパートナー」というニュアンスを感じているからだ。
恋人や配偶者はビジネスパートナーではない。
いや、もちろんビジネスパートナー かつ 恋人・配偶者というパターンもあるだろうけれど。
それはなんだか話が違うじゃん。
食っちまった
おそらくだけれど恋人や配偶者を「相方」と呼んでいる方々は、その言葉に「運命共同体」的なニュアンスを感じ取っているのではないかと思う。
だから、彼・彼女は自らの恋人・配偶者を「相方」と呼べるのではないだろうか。
「相方」という言葉にはビジネスパートナーというニュアンスも、運命共同体というニュアンスも含まれると思う。
僕はどちらかと言えば前者のニュアンスが、その言葉の本質であるように感じている。
だから、本質ではない方のニュアンスを強調した新しい使い方に違和感を感じる。そうではない人は、ためらいなく新しい言葉の使い方をする。
僕はこれに対して「良い」とか「悪い」とかの評価を下すつもりはない。ましてや「言葉の乱れがうんぬん」などのお説教をするつもりなど毛頭ない。
言葉に限らず、変化とは、そもそもそんなモノだろう。
世の中に若干の違和感を感じさせる新しいモノが生まれ、それに違和感を感じない人が多ければ、やがてそれは定着していく。
妻と一緒に食べた「ちいかわ」と「ハチワレ」の練り切りは、僕にとってはとてもかわいらしく、また、美味しくも感じられた。
2人で食べやすいように半分にカットしたら寄生獣みたいになっちゃった。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
違うんです。「ちいかわ」と「ハチワレ」で味が違ったので、それを公平に分け与えるためには縦に真っ二つにするしかなかったんです。本当です。