【げぇむのよこみち】第11回:夏だ!海だ!マッコウクジラだ!海洋探索ADV『Beyond Blue』

げぇむのよこみち

こんにちは。夏は好きだけど暑いのは嫌いな横道それ夫です。

新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、今年の夏は海水浴場の開設を見送る地域が多いみたいです。

でも2020年の夏は1度きり。心はシーズン・イン・ザ・サンですよね?

今回は海ゲー『Beyond Blue』をご紹介します。

Beyond Blue

概要

2020年6月11日にPC版(steam)がリリースされました。現在はPlaystation4XBOXONEでも展開されています。パッケージ版はなくダウンロード専売です。

価格はどれも2,500円くらい。(機種によって少し違う)
インディーズゲームの扱いですね。僕はPlaystation4版を購入しました。

ジャンルは「海洋探索ADV」とされています。たぶん、というか確実にニッチなジャンルだと思いますが、初代Playstationの頃から続く『アクアノートの休日』シリーズ、最近でも『ABZU』(正確には「U」の上に「^」)や『Subnautica』とそれなりの頻度で展開されている「海の探索をテーマにしたゲーム」です。

日本語に対応しています

オフィシャルトレーラーは英語オンリーですが、僕がプレイしたPlaystation4版はメニュー等は日本語表記され、キャラクターのセリフ(音声)には日本語字幕がついていました。

海外ゲーのローカライズでたまにあるワケの分からん日本語訳には遭遇せず。きちんとした字幕が表示されます。(原語と合っているかは知らん。)

操作性はシンプル

洋ゲーあるあるの「決定」が「×」ボタン、「キャンセル(戻る)」が「〇」ボタンに割り振られていること以外に特に混乱することもなさそうなシンプルな操作性です。

後述するゲーム性とも関係しますが、危機的状況に陥ることがないので多少操作にモタついても大丈夫です。「クジラとかイルカとか好きだけど難しいゲームの操作なんてできないよ」な人でも気軽にプレイできます。

ゲーム性は低め、というかほぼ無い

「海洋探索ADV」の例に挙げた『アクアノートの休日』や『Subnautica』と比べるとゲーム性はほぼ皆無。雰囲気ゲーの『ABZU』が本作にやや近い感じですが、あちらはアクション要素がそこそこあるので、やっぱり本作に「ゲームらしさ」はないです。

やっぱり「海中サバイバル要素」や、「深海に眠る謎の〇〇」みたいのが欲しいよねー。

横道それ夫
横道それ夫

残念。まったくありません。

わたしは息継ぎが苦手で…。

横道それ夫
横道それ夫

ご心配なく。そもそも体力の概念がありません。

一応ストーリーはありますが、「主人公たちが海洋生物の生態を撮影して動画サイトにアップする」くらいの認識でよろしいかと思います。

ただ海を泳いで生き物を観察する。それが本作。

フォトリアルな海洋生物にビビる

とにかく海洋生物がリアルでビビります。

ジンベイザメかわいい!クジラ!デカッ!!

ゲーム的なデフォルメを加えず、実物のスケールや質感に力を入れた本作の海洋生物たちは、画面の中とはいえ相当なリアルさです。(ほとんど実物見たことないけど。)

本作では海洋生物に襲われることはありませんが、実際の海にもコイツらがいると思うと、ホント海ってヤバいですよね!

実写の資料映像がある

主人公の活動拠点である潜水艦内で実写の資料映像を閲覧できます。(英語音声・日本語字幕付き)

すべては見ていませんが、動画説明に「ナショナル ジオグラフィック」の記述があったりします。フィクションではなくちゃんとした資料映像のようです。

ゲームを進めていくとアンロックされる仕組みになっており、本編の雰囲気と合わせると、本作は「ゲーム」ではなく「資料」「ドキュメンタリー」な側面が強いですね。

まとめ

作品自体はかなり硬派な雰囲気です。ぶっちゃけ冒頭の「TUBE」感はない。

「ゲーム」をプレイしてる感じは薄い本作ですが、海のスケール感や海洋生物の生態を「焦燥感」や「危機感」に苛まれずに楽しめます。そこそこオススメ。

ゲーム的な面白さは他の作品にお任せして、「ちょっとクジラ観察に行ってくるわ」くらいのノリでプレイするといいと思います。

ボリューム的にはやや割高感もありますが、海の家の焼きそば4皿食べたと思いましょう!

今日もふらとぴにお越しいただきありがとうございます。ではまた!

大自然散策ゲーもっと出ろ!『ぼくのなつやすみ』シリーズも復活お願いします!!

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